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結論登山前夜の睡眠不足による疲労感の増大と,朝食や前日からの炭水化物利用可能性の低下によるパワー出力の減少および運動効率の悪化が,朝イチの急登をつらく感じる主な原因である.
文献[1] 急性睡眠不足は,レクリエーションでトレーニングされた若年成人32名において,通常睡眠と比較して主観的な疲労感,混乱,眠気,運動のきつさを有意に増加させ,登山パフォーマンスの最適化には十分な睡眠が重要であることを示唆している.
文献[5] 持久力トレーニングを受けた女性サイクリスト9名において,低炭水化物利用可能性は,中強度から高強度への移行点とされる第1換気閾値でのパワー出力を高炭水化物条件より平均19 W低下させ,サブマキシマルサイクリング中の総サイクリング効率を低下させた(P=0.003).
実践登山前夜は8時間程度の十分な睡眠を確保し,登山当日の朝食ではご飯やパンなどの炭水化物を十分に摂取する.行動食としておにぎりやジェルなどを携行し,急登前など計画的に補給することで,疲労感を軽減し,パフォーマンスの低下を防ぐことができる.
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2件の参照論文

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