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結論トレイルランニングを行うためには,持久力トレーニングによる代謝適応,疲労メカニズムを考慮した戦略,そして自身の運動能力を多角的に評価することが重要である.
文献[5] 31名のランナーを対象とした研究では,乳酸閾値(LT)とクリティカルスピード(CS)は互換性がなく,自身の運動能力を正確に把握するためには複数の指標を組み合わせて評価することが重要であると示唆された.
文献[2] トレイルランニングにおける神経筋疲労に関する系統的レビュー(n=674)では,長距離(≧100km)イベントで末梢性疲労(筋肉由来の疲労)と筋肉損傷がより顕著になることが示唆されており,活動時間に応じた疲労メカニズムの変化を考慮した戦略が重要である.
文献[3] 高度なトレーニングを受けた女性ランナー11名と男性ランナー11名を比較した研究で,3時間走行後の上り坂タイムトライアル(TT)パフォーマンスの低下は女性で男性よりも有意に小さかった(女性:-1% vs. 男性:-10%,p < 0.01).
文献[1] 熟練トレイルランナー23名を対象とした研究で,180分間の長時間定常状態走の終わりまでに,炭水化物酸化が減少し脂肪酸化が増加し(両方P < 0.001),身体が効率を維持しようと適応することが示された.
実践週に2〜3回,60分以上のLSD(Long Slow Distance=長時間ゆっくり走る)トレーニングを取り入れ,脂肪をエネルギー源として効率的に利用できるよう身体を適応させる.長時間のトレイルランニングでは,特に男性は序盤の上り坂で心拍数を最大心拍数の70-80%程度に抑え,高強度区間の間に5-10分程度の休憩や低強度区間を設けることで,後半のパフォーマンス低下を

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