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結論トレイルランニングのパフォーマンス向上には,有酸素能力の強化,神経筋疲労への対策,そしてミトコンドリア機能の向上が重要である.
文献[1] 訓練されたトレイルランナーは,180分間の長時間運動中,心拍数と主観的運動強度(RPE)は増加したが,酸素摂取量やエネルギーコストは安定し,炭水化物酸化が減少し脂肪酸化が増加した.
文献[2] トレイルランニングにおける神経筋疲労は,レース期間や評価方法に応じ中枢性および末梢性の両メカニズムから生じ,特に100km以上の長いレースでは末梢性疲労と筋損傷がより顕著になる.
文献[3] パフォーマンスが同等の高度に訓練された女性ランナーは,3時間の走行後,男性と比較してタイムトライアルの速度低下が有意に小さく(女性-1% vs.男性-10%,p < 0.01),高い生理学的レジリエンス(回復力)を示した.
文献[5] 身体活動的な男性20名が6週間のスプリントインターバルトレーニング(SIT)と運動後の血流制限(BFR)を実施した結果,ミトコンドリア含有量の指標であるクエン酸シンターゼ(CS)活性が12.1%増加した(P=0.040).
実践週2-3回,30-60分の有酸素運動(LSDなど)で脂肪利用効率を高め,週1-2回,高強度インターバルトレーニング(SIT)を導入し,ミトコンドリア機能を向上させる.また,下山時の衝撃に備え,週2回程度の筋力トレーニングで末梢性疲労や筋損傷を軽減する.長時間の行動では,自身の性差も考慮し,適切なペース配分と栄養摂取を心がける.

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