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2026/9/18 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [要旨] TITLE 認知機能が正常な高齢者における体力と脳構造・病理・認知機能との関連 |
登山 有酸素運動や筋力維持は,加齢に伴う脳構造の萎縮や記憶力低下を抑え,安全登山に必要な認知・判断力の維持に役立つ.
設計 認知機能が正常な高齢者353名(平均72.77±7.95歳)を対象に,有酸素能力(VO2max)や筋力と脳画像・血液バイオマーカー・認知機能との関連を調査した観察研究.
高い有酸素能力(VO2max)は,記憶に関わる内側側頭葉の厚みや灰白質量と関連し,アルツハイマー病理(タウ蓄積)とは独立して言語性記憶の高さに寄与していた.
筋力(握力や四肢骨格筋量,歩行移動能力)が高いほど,脳血管の老廃物排出障害の指標とされる大脳基底核の血管周囲腔容積が小さかった.
実践 登下山を安全に行う認知力を保つため,日常的に息が弾む強度の有酸素トレーニングと筋力トレーニングを組み合わせて継続する.
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| [要旨] TITLE 若年成人における座位行動と初期心血管マーカー:ナラティブレビュー |
登山 登山時の循環器系や自律神経の適応力を高く保つには,日常的な座りっぱなし時間を減らし血管機能を良好に維持することが重要である.
設計 大学生等の若年成人を対象に,座位行動が血管機能や代謝系に及ぼす影響を検討した介入・観察研究を統合したナラティブレビュー.
若年成人では1日7〜10時間の座位行動が報告されており,長時間の座りっぱなしは血管内皮機能の障害,動脈硬化の促進,心拍変動低下による自律神経バランスの悪化を急激に引き起こす.
座りっぱなしの合間に頻繁に低強度の身体活動を挟むことで,糖代謝や自律神経調節機能に対する急性の悪影響が軽減される.
実践 デスクワーク中も長時間の座りっぱなしを避け,こまめに立ち上がって軽い歩行やストレッチを行う.
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