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2026/7/28 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(6件)

[要旨] TITLE 総クレアチンと利用可能なリン酸プールが持久運動に与える影響:筋線維の生体エネルギー特異性とクレアチン補給への示唆

登山 クレアチン補給は短時間高強度運動には有効だが、持久力を要する登山には直接的な疲労軽減効果は期待できない可能性がある.

設計 骨格筋の生体エネルギーシステムをシミュレートする動的コンピューターモデルを用いて、総クレアチンと利用可能なリン酸プールの変動が持久運動の指標に与える影響を分析した.

総クレアチンと利用可能なリン酸プールの合計(tCaP)が減少すると、最大筋酸素消費量(V̇O2max)、疲労困憊までの時間(tlim)、クリティカルパワー(CP)が有意に増加し、疲労抵抗性が高まる.

クレアチン補給による総クレアチン単独の増加は、短時間高強度運動の筋力は高めるものの、持久運動の疲労抵抗性にはほとんど影響を与えない.

実践 短時間高強度運動のパフォーマンス向上を目的としない限り、持久力を要する登山のためにクレアチン補給を積極的に行う必要はないと理解する.

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[要旨] TITLE 27年前のピッケルによる外傷性動静脈瘻:症例報告

登山 登山中の外傷は、軽微でも長期的に重篤な合併症を引き起こす可能性があり、早期の医療機関受診が重要である.

設計 74歳男性の症例報告.1997年の登山事故でピッケル負傷後、27年間未検出だった大腿動脈と大腿静脈間の外傷性動静脈瘻(AVF)を特定し、生理学的影響を評価.

主要知見1: 27年前のピッケルによる大腿部外傷が原因で発生した外傷性動静脈瘻(AVF)

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[要旨] TITLE パフォーマンスを超えて:競技eスポーツにおける認知過負荷と関連する認知、精神生理学的、パフォーマンス状態に関するスコーピングレビュー

登山 高度な集中力と判断力が求められる登山においても、認知過負荷はストレスやパフォーマンス低下を引き起こす可能性があり、その状態を理解し管理することが重要である.

設計 競技eスポーツ選手を対象とした、認知過負荷および関連状態に関する48の経験的論文をレビューしたスコーピングレビュー.

主要知見1:競技eスポーツにおける認知過負荷は、ゲームの要求、競技状況、選手の自己調整、パフォーマンス結果の相互作用から生じる動的で多次元的な状態として理解される.

主要知見2:心拍数(HR),心拍変動(HRV),アイトラッキング,睡眠・ウェアラブル測定,脳波(EEG),事象関連電位(ERP),コルチゾール,瞳孔径,皮膚電気活動(EDA)など、多様な精神生理学的・神経生理学的マーカーが認知過負荷の指標として用いられている.

実践 登山中に集中力が低下したり、ストレスを感じたりした際は、心拍数や呼吸の乱れに意識を向け、深呼吸や短い休憩を取り入れることで、認知過負荷の兆候を早期に察知し、状態の悪化を防ぐ.

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[要旨] TITLE 異なるトレーニングプロトコルが心拍変動に与える急性効果の調査.

登山 HRVは運動による身体ストレスとその回復状況を客観的に示す指標となり,登山におけるトレーニング計画や疲労管理に役立つ可能性がある.

設計 13名のエリート男子レスリング選手が,高強度インターバルトレーニング(HIIT)と長時間持久力トレーニング(ET)の2種類のトレーニングを15日間空けて実施し,運動前,運動中,運動後24時間の心拍変動(HRV)を比較した.

運動中は全てのHRVパラメータが著しく低下し,SDNNは持久力トレーニングで約73%,高強度インターバルトレーニングで約82%減少した.

異なるトレーニングプロトコル(HIITとET)間で,運動後24時間時点のHRVパラメータに有意な差はなく,回復状況は同程度であった.

実践 スマートウォッチなどで自身の心拍変動(HRV)を日常的に測定し,運動後の回復状況を把握することで,疲労が蓄積している日は無理な行動を避ける判断材料とする.

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[要旨] TITLE 機械学習を用いたサイクリストのトレーニング負荷に基づく翌日心拍変動の予測

登山 HRVは登山における疲労回復の指標として有用だが,日々のトレーニング負荷だけでは翌日のHRVを正確に予測することは難しい可能性がある.

設計 7名の男性競技エンデュランスサイクリストを対象に,16週間にわたり,日常的なトレーニング負荷(総機械的仕事量kJと自覚的運動強度RPE)と心拍変動(HRV)を毎日モニタリングし,機械学習モデルを用いて翌日のHRV予測精度を評価した.

過去のHRVデータのみのモデルと比較して,総機械的仕事量(kJ)と自覚的運動強度(RPE)を追加しても,翌日のHRV予測精度(RMSE)の改善はわずかであった.

予測精度はアスリート間で大きく異なり,自律神経反応の個人差を反映していた.

実践 HRVを測定している場合,トレーニング負荷(活動量や主観的な疲労度)だけでなく,睡眠の質やストレスレベルなど,より広範な要因も考慮して自身の回復状態を評価する.

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[要旨] TITLE レディネス指標と臨床テストを用いたユースラグビー選手の試合関連疲労のモニタリング

登山 登山においても、主観的指標と客観的テストを組み合わせたレディネスモニタリングは、疲労回復管理とパフォーマンス維持に役立つ可能性がある.

設計 28名のユースラグビー選手(17.8 ± 0.2歳)を対象に、試合日(MD)からMD+3まで4日間連続でレディネスをモニタリングした単一チーム研究.

主観的レディネス指標(4-dRI)は、試合後24時間で約30%減少し(p < 0.001)、知覚されるレディネスの大幅な低下を示した.

高い試合負荷(GPS由来)を受けた選手は、試合翌日(MD+1)に低いレディネスを報告し、内転筋スクイーズテスト(AST)は4-dRIと中程度の関連を示した(ρ = 0.40, p < 0.05).

実践 登山者が明日からできるアクション1つ

登山前後の疲労度、気分、睡眠の質、筋肉痛を毎日記録し、自身のレディネスの変化を把握する習慣をつける.

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