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2026/6/4 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE クライミングにおける指の滑車損傷:評価,治療,予防の導入と疫学

登山 クライミングで多発する指の滑車損傷は,登山における岩場でのホールドや鎖の把持,重い荷物を持つ際の指への過負荷にも通じ,適切な予防と対処が重要である.

設計 総説論文であり,特定の対象者や介入は設定されていない.

クライミング関連損傷の最大20%を指の滑車損傷が占め,特にクリンプグリップ時に屈筋腱-滑車システムに過大な負荷がかかることで発生する.

指の滑車損傷の多くは,固定,テーピング,スプリント,構造化されたリハビリテーションといった保存的治療で管理されるが,重症例では手術が必要となる場合もある.

実践 岩場や鎖場などで指に過度な負担がかかるホールドを長時間保持する際は,指のストレッチやウォームアップを行い,無理な負荷を避けるよう意識する.

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[要旨] TITLE 高齢者における握力とTUGに対する運動介入の効果:ランダム化比較試験のネットワークメタアナリシス

登山 高齢登山者が筋力と身体機能を維持し、安全に登山を続けるためには、多様な運動と適切な栄養摂取の組み合わせが重要である.

設計 高齢者を対象とした運動介入に関するランダム化比較試験47件を統合したネットワークメタアナリシス.

主要知見1: 握力において、栄養サポートを伴う多要素運動が対照群と比較して最も大きな改善を示した(効果量:6.39,95%信頼区間:0.48から12.30).次いで栄養サポートを伴う抵抗運動も有効であった(効果量:3.63,95%信頼区間:0.44から6.82).

主要知見2: 機能的移動能力(TUG)において、栄養サポートを伴う多要素運動が対照群と比較してTUG完了時間を最も短縮した(効果量:-1.88,95%信頼区間:-2.73から-1.02).これは従来の複合運動よりも優位であった(効果量:-1.68,95%信頼区間:-3.25から-0.11).

実践 登山者が明日からできるアクション1つ: 筋力トレーニング(抵抗運動)に加えて、バランス運動や有酸素運動などの多様な運動を組み合わせ、さらにタンパク質やビタミンDを意識した食事を摂る.

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