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2026/6/24 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(3件)

[要旨] TITLE 高所からの下山36時間後に運動誘発性ST上昇型心筋梗塞を発症した34歳男性の症例報告

登山 高所からの下山後も、心臓への負担を考慮した運動計画が重要である.

設計 34歳男性1名の症例報告で、高所(4200m)からの下山後36時間に集中的な運動を行い心筋梗塞を発症した.

以前健康だった34歳男性が、4200mからの下山36時間後、集中的な運動直後に運動誘発性ST上昇型心筋梗塞を発症した.

冠動脈造影では、左前下行枝の近位部に血栓を伴う完全閉塞が認められ、非責任病変にも30-40%の狭窄を伴うびまん性プラークが確認された.

実践 高所登山から下山した後も、数日間は激しい運動を避け、体調の変化に注意を払う.

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[要旨] TITLE 急性ストレス誘発からの回復における聴覚および視覚刺激に対する心理的・生理学的反応の評価

登山 登山中の精神的ストレスからの回復には、視覚的なリラックス効果が自己申告の不安軽減に役立つ可能性がある.

設計 80名の健康な成人が心理的ストレス(TSST)を経験後、多感覚リラクゼーションルームで4つの回復条件(コントロール、聴覚のみ、視覚のみ、聴覚と視覚の組み合わせ)のいずれかに割り当てられ、心拍数、心拍変動、神経活動、自己申告のストレスレベルが測定された.

ストレス誘発中、不安、心拍数、ベータEEGパワーが増加し、高周波パワーと心拍変動が減少した(すべてベースラインと比較してP < 0.01).回復条件では、視覚のみ(V)と聴覚と視覚の組み合わせ(AV)がコントロール条件と比較して不安の顕著な減少(それぞれ15%と17%)をもたらしたが、統計的有意差はなかった.VとAVに差はなく、視覚の影響が強い可能性を示唆.

心拍数と心拍変動には回復中の条件間で差はなかった.全体として、リラクゼーションルームの視覚的特徴が自己申告の不安に影響したが、生理学的・神経学的効果は統計的に有意な反応を示さなかった.

実践 休憩中やテント設営後など、リラックスしたい時に、美しい景色を眺める時間を意識的に作り、視覚的な安らぎを得る.

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[要旨] TITLE Long COVIDにおける心肺機能の持続的低下:RECOVER成人コホート研究からの報告

登山 Long COVID罹患後も心肺機能が低下した状態が続く可能性があり、登山活動の再開や強度設定には慎重な判断が必要である.

設計 1,475名の参加者(感染後中央値21ヶ月)を対象に、ウェアラブルデバイスのデータとアンケートによるLong COVID症状の関連を6ヶ月間にわたり線形回帰モデルで分析した.

主要知見1:Long COVID症状の負担が高い群は、低い群と比較して、心拍変動が有意に低く(-4.4 ms)、安静時心拍数が有意に高かった(+1.5拍/分).

主要知見2:Long COVID症状の負担が高い群は、低い群と比較して、METs分が有意に少なく(-96.3分)、歩数が有意に少なく(-1,624歩/日)、活動レベルが有意に低かった(-7.9分/日).

実践 登山者が明日からできるアクション1つ:COVID-19罹患後に体力の低下や疲労感が続く場合は、無理な登山計画を立てず、医師に相談し、自身の心肺機能の状態を把握した上で、徐々に活動レベルを上げていく.

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