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2026/4/4 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [要旨] TITLE 高齢者における血中神経変性バイオマーカーと筋-脳連関:認知機能の機能的媒介としての身体能力 |
登山 身体能力の維持は、加齢に伴う認知機能の低下リスクを低減し、安全な登山活動の継続に寄与する可能性がある.
設計 65歳以上の外来患者206名を対象とした横断研究で、握力、6分間歩行テスト、SPPBによる身体能力、MMSEやMoCAによる認知機能、および血中神経変性バイオマーカー(NfL, p-tau181, GFAP)を評価した.
血中NfLレベルが高いほど身体能力が低く(β = -0.24, p = 0.004)、直接的および間接的に認知機能の低下と関連した(β = -0.09, p = 0.010).
p-tau181は認知機能と直接関連したが(β = -0.19, p = 0.020)、GFAPには有意な関連は見られなかった.身体機能による媒介効果は、認知予備能が低い個人で顕著であった.
実践 日常的にウォーキングや筋力トレーニングを取り入れ、身体能力(特に歩行能力や筋力)の維持・向上に努める.
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| [全文] TITLE 虚弱な地域在住高齢者における様々なトレーニング強度でのレジスタンス・トレーニング中のタンパク質介入が筋肉の成果に与える影響:ランダム化比較試験 |
登山 この研究は虚弱高齢者を対象としているが,登山に必要な筋力維持には,特に普段のタンパク質摂取量が少ない場合,レジスタンス・トレーニングと適切なタンパク質摂取の組み合わせが有効である可能性を示唆している.
設計 295名の虚弱な地域在住高齢者(平均年齢73.9±6.0歳,女性69%)を対象に,12週間にわたり週2回の全身レジスタンス・トレーニングを実施し,一方の群には食事指導とプロテインサプリメントによるタンパク質介入を行ったランダム化比較試験である.
全体として,プロテイン介入はレジスタンス・トレーニング単独と比較して,下肢プレス筋力,四肢除脂肪量,身体パフォーマンスの有意な増加をもたらさなかった(p > 0.05).
探索的サブグループ解析では,ベースラインの習慣的タンパク質摂取量が1.2 g/kg/日未満の参加者において,プロテイン介入により下肢プレス筋力が有意に改善した(6.4 kg,95% CI: 1.3–11.4,p = 0.013).特に0.8 g/kg/日未満の参加者では最も大きな効果が観察された(10.9 kg,95% CI: 1.5–20.4,p = 0.025).
トレーニング強度は,プロテイン介入の効果を修飾しなかった(p ≥ 0.05).
実践 普段のタンパク質摂取量が少ないと感じる登山者は,体重1kgあたり1.2g以上のタンパク質摂取を目標に,食事内容を見直したり,プロテインサプリメントを活用したりして,レジスタンス・トレーニングの効果を最大化することを検討する.
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