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2026/4/16 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(1件)

[全文] TITLE 高齢者における運動と週1回のシロリムス(ラパマイシン):RAPA-EX-01無作為化二重盲検プラセボ対照試験

登山 特定の薬剤(シロリムス)が運動による身体機能向上を妨げる可能性があり,安易な薬物介入よりも運動そのものの継続が重要である.

設計 座りがちな65~85歳の成人40名を対象に,週1回のシロリムス6mgまたはプラセボを13週間投与し,両群ともに週3回の自宅運動プログラムを実施した無作為化二重盲検プラセボ対照試験である.

主要アウトカムである13週時点での30秒椅子立ち上がり回数の変化において,シロリムス群はプラセボ群と比較して有意な改善を示さず(ITT解析で調整平均差-2.13回,95% CI -4.61 to 0.34,p = 0.089),感度分析ではむしろ有意な減弱が示された(complete-case解析で-2.46回,95% CI -4.87 to -0.06,p = 0.045;per-protocol解析で-3.44回,95% CI -5.86 to -0.99,p = 0.007).

6分間歩行距離(調整平均差-4.87m,95% CI -28.97 to 19.71,p = 0.706)や握力(調整平均差-1.13kg,95% CI -3.52 to 1.18,p = 0.344)といった副次的な身体機能アウトカムにおいても,シロリムス群はプラセボ群と比較して有意な改善を示さず,プラセボ群に有利な傾向が見られた.

安全性評価では,シロリムス群で有害事象の総発生件数がプラセボ群よりも多く(99件 vs 63件),薬剤関連の可能性のある重篤な有害事象(肺炎)が1件発生した.

実践 特定の薬剤に頼らず,自宅でできる椅子立ち上がりやウォーキングなどの運動を毎日継続し,身体機能の維持・向上に努める.

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