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2026/4/11 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE ケトンモノエステルは、運動中に120 g/hの炭水化物を摂取する訓練された男性サイクリストにおいて、血糖値、外因性炭水化物酸化、および酸化効率を低下させる

登山 登山中のエネルギー源として炭水化物とケトンモノエステルを併用しても、炭水化物単独摂取に比べて運動能力の向上は期待できず、むしろ炭水化物の利用効率が低下する可能性がある.

設計 訓練された男性サイクリスト8名を対象に、ランダム化クロスオーバーデザインで、3時間のサイクリング中に炭水化物のみ、または炭水化物とケトンモノエステルを摂取した場合の生理学的応答と運動能力を比較した.

運動中の平均血糖値は、炭水化物単独摂取時(4.9±0.3 mmol/L)が最も高く、炭水化物とケトンモノエステル併用時(4.4±0.2 mmol/L)、炭水化物なし(3.7±0.4 mmol/L)の順に低かった.

外因性炭水化物酸化量(1.35±0.15 g/min vs. 1.50±0.16 g/min)および酸化効率(67±7% vs. 75±6%)は、ケトンモノエステルと炭水化物の併用時の方が炭水化物単独摂取時よりも有意に低かった.運動能力に両者間で差はなかった.

実践 登山中のエネルギー補給は、高価なケトンモノエステルに頼らず、消化吸収の良い炭水化物を中心に計画し、定期的に摂取することを継続する.

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[全文] TITLE サルコペニアの可能性、確定、または重症の高齢者におけるデジタルヘルス運動介入が筋機能と身体能力に与える効果:系統的レビューとメタアナリシス.

登山 高齢登山者が筋力や身体能力を維持・向上させるには,単独のデジタル運動よりも栄養指導を組み合わせたデジタル介入が効果的である可能性が示唆された.

設計 本系統的レビューとメタアナリシスは,サルコペニアの高齢者1,607名を対象とした16件のランダム化比較試験を統合し,4〜48週間のデジタルヘルス運動介入が筋機能と身体能力に与える効果を評価した.

主要知見1:単独のデジタル運動介入では,四肢骨格筋量指数(MD = 0.16 kg/m2, 95% CI [-0.03, 0.36]),Timed Up-and-Goテスト(SMD = -0.02, 95% CI [-0.40, 0.37]),歩行速度(SMD = 0.06, 95% CI [-0.44, 0.56])において,対照群と比較して有意な改善は認められなかった.

主要知見2:運動と栄養を組み合わせたデジタル介入は,握力(MD = 2.21 kg, 95% CI [1.33, 3.09],p = 0.007)と生活の質(SMD = 0.65, 95% CI [0.29, 1.01],p = 0.02)において,対照群と比較して有意な改善を示した.

主要知見3:デジタル介入の全体的なエビデンスの確実性は,ほとんどの主要アウトカムで「低い」または「非常に低い」と評価されており,結果の解釈には慎重さが必要である.

実践 デジタルツール(アプリ,オンライン動画など)を用いて運動を行う際は,筋力トレーニングだけでなく,タンパク質摂取量など栄養面も意識して食事内容を見直すか,栄養指導と組み合わせたプログラムを探してみましょう.

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