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2026/3/29 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [全文] TITLE 地域在住高齢者における将来の転倒および転倒関連傷害のリスク要因の相互作用:ベイジアンネットワーク分析 |
登山 高齢登山者にとって,転倒と転倒による怪我は重大なリスクであり,筋力やバランス能力の維持がその予防に極めて重要である.
設計 中国の地域在住高齢者8,316人を対象に,2015年と2018年のデータを用いた前向きコホート研究で,転倒と転倒関連傷害のリスク要因の複雑な相互作用をベイジアンネットワーク分析で調査した.
主要知見1:3年間の追跡期間中に,23.29%の高齢者が転倒を経験し,10.06%が重症の転倒関連傷害を負った.握力,下肢筋力,バランス能力は転倒と転倒関連傷害の両方に共通する直接的リスク要因であった.
主要知見2:転倒の最も強い直接的リスク要因は転倒歴(感度0.123)であり,転倒歴があり,下肢筋力が正常で,バランスが悪く,握力が低い高齢者の将来の転倒確率は78.57%であった.年齢は転倒の最も重要な間接的リスク要因(感度0.032)であった.
主要知見3:転倒関連傷害の最も強い直接的リスク要因は股関節骨折歴(感度0.106),歩行補助具の使用(感度0.093),BMI(感度0.034)であった.股関節骨折歴があり,歩行補助具を使用せず,BMIが正常で,握力が低く,下肢筋力が低く,バランスが良い高齢者の重症転倒関連傷害の確率は98.72%であった.年齢は転倒関連傷害の最も重要な間接的リスク要因(感度0.036)であった.
実践 握力,下肢筋力,バランス能力を向上させるための運動プログラムを日常的に取り入れ,特に転倒歴がある場合は,より注意深く転倒リスク評価を行う.
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| [要旨] TITLE 構造化された園芸療法は、サルコペニアのリスクがある高齢女性の筋力と筋肉量を向上させる. |
登山 園芸療法のような低負荷で継続しやすい活動が、高齢登山者の筋力と筋肉量の維持・向上に役立つ可能性がある.
設計 サルコペニアのリスクがある50歳以上の女性20名を対象に、治療群(11名)と対照群(9名)に分け、治療群は週2回100分の園芸療法を12週間実施した.
主要知見1:治療群では、介入後に左脚の大腿四頭筋EMG活動が93.1%増加し(p < 0.001)、追跡調査時も56.9%の増加を維持した.右脚も同様に改善した.
主要知見2:治療群では、握力、全身、上肢、下肢の筋肉量も改善が見られた.対照群に有意な変化はなかった.
実践 庭仕事やプランターでの園芸活動を、少しずつ負荷を上げながら週に数回、継続的に行なう.
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