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2026/2/5 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [要旨] TITLE スポーツクライミングにおける異なるグリップタイプでの指関節の遠心性運動 |
登山 クライミング中の指の遠心性運動は一般的な現象であり、滑車損傷のリスク要因となる可能性があるため、適切なグリップ選択とトレーニングが重要である.
設計 エリートクライマー11名を対象に、オープンハンド,ハーフクリンプ,クリンプ,キャンパシングの4種類のクライミング動作中の指の運動学と相互作用力を記録し、PIP関節の屈曲角度変化を分析した.
保持フェーズ中の指のPIP関節における遠心性運動(屈曲角度の減少)は、全てのグリップタイプで非常に一般的であった(59〜73%の頻度).
平均PIP関節屈曲角度変化(負の値が遠心性運動を示す)は、オープンハンドで-1.5°,ハーフクリンプで0.2°,クリンプで-2.9°,キャンパシングで-6.0°であり、キャンパシングで最も大きく、クリンプでも遠心性運動が見られた.
実践 特に負荷の高いキャンパシングやクリンプグリップを使用する際は、指の遠心性負荷を意識し、疲労時や不慣れな動作での急激な負荷を避けるよう注意する.
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| [全文] TITLE 90歳代の経カテーテル大動脈弁置換術患者における周術期のフレイル(虚弱):単一施設研究 |
登山 高齢期における身体機能のわずかな低下であっても、日常生活動作や移動能力に影響を及ぼし、登山のような活動における疲労や傷害リスクに繋がりうるため、日頃からの身体活動維持と早期のリハビリテーションが重要である.
設計 大動脈弁狭窄症で経カテーテル大動脈弁置換術を受けた90歳以上の患者38名を対象に、入院前と退院時の握力、認知機能、身体能力、歩行速度、日常生活動作を比較した単一施設観察研究.
主要知見1 握力(術前17.4 ± 7.1 kgf vs 術後16.1 ± 7.4 kgf, p = 0.102)、認知機能(MMSE: 術前24.1 ± 3.9 vs 術後24.3 ± 4.6, p = 0.923)、全体的な身体能力(SPPBスコア: 術前8.7 ± 2.8 vs 術後7.5 ± 3.0, p = 0.084)には、術前と術後で有意な変化は認められなかった.
主要知見2 歩行速度は術前0.8 ± 0.3 m/sから術後0.7 ± 0.3 m/sへ有意に低下した(p = 0.001).
主要知見3 日常生活動作(Katz index)も入院中にわずかながら統計的に有意な低下を示した(p = 0.042).
実践 日々の生活で、意識的に歩く速度を維持・向上させることを心がけ、階段の昇降や立ち座り動作を積極的に行い、下肢筋力とバランス能力を鍛える.
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