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2026/2/25 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [要旨] TITLE ヘモグロビン量と血漿量の応答は,4300mへの初期順応において低地居住者とチベット高地居住者の間で異ならない. |
登山 高所への初期順応における血液成分の変化は,低地居住者と高地民族の間で大きな違いがない可能性があり,高所順応の個人差理解に役立つ.
設計 低地居住者10名とチベット高地居住者10名を対象に,4300mに14日間滞在させ,海抜と高所滞在2,8,14日目にヘモグロビン量と血漿量を測定した.
高所滞在初期において,両グループで血漿量の減少が見られた.
ヘモグロビン量の増加応答は,低地居住者とチベット高地居住者の間で有意な差がなかった.
実践 高所登山を計画する際は,自身の生理的応答が高地民族と大きく異なるとは限らないことを念頭に置き,無理のないペースでの順応期間を設ける.
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| [全文] TITLE 高齢サルコペニア患者に対する有酸素運動とレジスタンス運動の併用効果:メタアナリシス |
登山 登山に必要な筋力と身体機能を維持・向上させるために,有酸素運動とレジスタンス運動を組み合わせたトレーニングが高齢登山者にとって有効である可能性が示唆される.
設計 14件のランダム化比較試験(RCT)を対象としたメタアナリシスであり,合計786名のサルコペニア高齢者に対し,有酸素運動とレジスタンス運動を組み合わせたプログラムの効果を様々な期間で評価した.
握力は対照群と比較して有意に改善した(MD = 2.68 kg, 95%CI = 1.36-4.00, P = 0.000).
身体能力では,5回椅子立ち上がりテストの所要時間は有意に短縮され(MD = -0.43秒, 95%CI = -0.65–-0.22, P = 0.000),歩行速度も有意に増加した(SMD = 0.08, 95%CI = 0.03–0.12, P = 0.001).
体組成では,骨格筋量(SMM)と骨格筋量指数(SMI)は有意に増加し(SMM: SMD = 0.62, 95%CI = 0.23–1.02, P = 0.002; SMI: SMD = 0.42, 95%CI = 0.14–0.71, P = 0.03),体脂肪率(BFP)は有意に減少した(MD = -1.16%, 95%CI = -1.92–-0.40, P = 0.003).
実践 週に2〜3回,ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動と,スクワットや腕立て伏せなどの自重トレーニングを含むレジスタンス運動を組み合わせて実施し,全身の筋力と持久力をバランス良く鍛えましょう.
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