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2026/2/18 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(1件)

[全文] TITLE 地域住民におけるサルコペニア指標と肺機能の関係に関する横断研究

登山 筋力や身体機能の維持は、登山に必要な呼吸機能の低下を予防し、安全で快適な登山活動に貢献する可能性がある.

設計 中国北京の地域住民2,526人を対象に、2024年6月から12月にかけて、サルコペニア指標(握力、歩行速度、5回立ち上がりテスト時間、骨格筋量指数)と肺機能(FEV1, FVC, FEV1/FVC比)の関連性を横断的に調査した.

主要知見1:握力(HGS)は、共変量調整後も1秒量(FEV1)と努力性肺活量(FVC)と有意な正の相関を示し(FEV1: β = 0.014, 95% CI: 0.012, 0.017; FVC: β = 0.019, 95% CI: 0.016, 0.022)、低い握力は肺機能低下の一種であるPRISmのリスク上昇と関連していた(OR per SD increase: 0.617, 95% CI: 0.482, 0.789).

主要知見2:5回立ち上がりテスト時間(5STS)は、共変量調整後もFEV1とFEV1/FVC比と有意な負の相関を示し(FEV1: β = −0.018, 95% CI: −0.028, −0.008; FEV1/FVC: β = −0.486, 95% CI: −0.668, −0.304)、5STS時間が長い(機能が低い)ことはPRISmリスク(OR per SD increase: 1.225, 95% CI: 1.057, 1.418)および閉塞性換気障害リスク(OR per SD increase: 1.319, 95% CI: 1.156, 1.505)の増加と関連していた.

主要知見3:歩行速度(GS)は、共変量調整後もFEV1, FVC, FEV1/FVCと有意な正の相関を示し(FEV1: β = 0.344, 95% CI: 0.238, 0.450; FVC: β = 0.344, 95% CI: 0.210, 0.459; FEV1/FVC: β = 2.493, 95% CI: 0.547, 4.411)、遅い歩行速度は閉塞性換気障害リスクの増加と関連していた(OR per SD increase: 0.792, 95% CI: 0.689, 0.914).また、サルコペニアの診断自体もPRISmリスク(OR: 2.448, 95% CI: 1.208, 4.960)および閉塞性換気障害リスク(OR: 1.945, 95% CI: 1.030, 3.672)の増加と有意に関連していた.

実践 握力計で定期的に握力を測定し、5回立ち上がりテストで下肢筋力を評価するなど、自身の筋力や身体機能を把握し、低下が見られる場合は筋力トレーニングや運動習慣を取り入れる.

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