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2025/9/9 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [要旨] TITLE アスリートにおける腸骨動脈内膜線維症の診断アプローチと管理:スコーピングレビュー |
登山 持久力を要する登山中に脚の不快感やパフォーマンス低下が続く場合,稀な血管疾患の可能性も考慮し,専門医への相談が重要である.
設計 1997年から2023年までに発表された43の研究を分析し,腸骨動脈内膜線維症と診断された443人のアスリート(主に男性持久系サイクリスト)のデータを統合したスコーピングレビュー.
腸骨動脈内膜線維症は稀な血管疾患(有病率0.01%)で,主に持久系アスリート,特にサイクリストに影響し,運動誘発性の脚の不快感やパフォーマンス低下として現れる.診断には足関節上腕血圧比測定(約84%の研究で使用),ドップラー超音波検査,血管造影が主に用いられる.
治療法として,バルーン血管形成術とステント留置術は症状再発の可能性が高く,二次的介入を要することが多い.一方,内膜剥離術とパッチ血管形成術は高い成功率と長期的な耐久性から,競技スポーツを続けるアスリートにとって好ましい治療法である.
実践 登山中に運動誘発性の脚の不快感やパフォーマンス低下が持続する場合,自己判断せずに医療機関を受診し,症状を詳しく伝える.
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| [要旨] TITLE 空気圧式レジスタンストレーニングにおけるクラスターセットのパフォーマンスと知覚反応:運動選択、性別、筋力の影響 |
登山 登山に必要な筋力トレーニングにおいて、クラスターセット法を用いることで、パフォーマンスを維持しつつ疲労感を軽減できる可能性がある.
設計 レジスタンストレーニング経験のある若年成人47名が、チェストプレスとレッグプレスを70%1RMで、クラスターセットまたは伝統的セットのいずれかで実施し、パフォーマンスと知覚反応を比較した.
主要知見1:クラスターセットは伝統的セットと比較して、平均同心性速度(MCV)が高く(P < 0.001, 部分η2 = 0.272)、自覚的運動強度(RPE)が低く(P < 0.001, 部分η2 = 0.246)、推定失敗回数が多かった(P < 0.001, 部分η2 = 0.429).
主要知見2:MCV損失はクラスターセットで低かったが(P < 0.001, 部分η2 = 0.364)、この効果はチェストプレスと男性においてのみ有意であった.ただし、性別による効果は筋力で調整すると有意ではなくなった.
実践 筋力トレーニングでセット中に短い休憩(例:30秒)を挟むクラスターセットを取り入れ、パフォーマンス維持と疲労軽減を図る.
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