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2025/9/5 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE 頸動脈小体がラットの最大身体運動中のピーク酸素摂取量を媒介する

登山 最大酸素摂取量(VO2peak)は登山中の持久力に直結するため,そのメカニズム理解は重要である.

設計 成体雄Wistar Kyotoラットを対象に,頸動脈小体の化学感覚活動を抑制する遺伝子操作を行い,3週間後に換気応答や運動パフォーマンス,VO2peakなどを評価した.

頸動脈小体の化学感覚活動を抑制すると,安静時酸素消費量と乳酸への換気応答が減少した.

頸動脈小体の化学感覚活動を抑制すると,最大運動時のピーク酸素摂取量(VO2peak)が有意に減少したが,VO2peakに達するまでの時間は変化しなかった.

実践 最大酸素摂取量(VO2peak)が登山中の持久力に不可欠であることを認識し,日々のトレーニングで有酸素能力の向上を目指しましょう.

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[全文] TITLE 位相角はハイリスクなオランダの高齢者の身体機能と関連している:サルコペニアスクリーニングへの示唆

登山 高齢登山者において、生体インピーダンス分析による位相角は、下肢の筋力や歩行能力といった身体機能の指標となり、サルコペニアによる機能低下のリスクを早期に把握する手がかりとなる可能性がある.

設計 この横断的観察研究では、栄養失調またはフレイルのリスクがあるオランダの高齢者(65歳以上、228名)のベースラインデータを使用し、位相角と身体機能の関連性を評価した.

共変量調整後、位相角が1単位増加するごとに、膝伸展筋力は43.5 ± 8.4 N増加し(P < 0.0001)、椅子立ち上がり時間は1.5 ± 0.4秒短縮し(P = 0.0004)、歩行速度は0.14 ± 0.02 m/s増加した(P < 0.0001).

サルコペニアのEWGSOP2基準で低身体機能と分類された個人は、正常な身体機能の個人と比較して有意に低い位相角値を示した(低握力群で0.3°差, P=0.012;低椅子立ち上がり群で0.3°差, P=0.003;低歩行速度群で0.7°差, P<0.0001).

位相角5.4°という閾値は、椅子立ち上がりテストによる低身体機能の検出において高い感度(0.96)を示したが、特異度は低く(0.29)、誤分類率は25%を超えたため、単独での診断ツールとしては不十分である.

実践 自身の身体機能(特に下肢筋力や歩行速度)の低下を感じる場合、医療機関や健康診断で生体インピーダンス分析による位相角測定を相談し、サルコペニアのリスクを早期に把握して、適切な運動や栄養介入を検討する.

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