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2025/9/30 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(3件)

[要旨] TITLE 健康な女性における急性クリティカルパワーテストパフォーマンスに対する月経周期相の影響

登山 月経周期のホルモン変動は、体力そのものには影響しないものの、主観的な疲労感や眠気を増大させる可能性があるため、登山計画時に考慮すると良いでしょう.

設計 健康な女性35名を対象に、月経周期の低ホルモン期と高ホルモン期で、クリティカルパワーと主観的疲労を比較するランダム化クロスオーバー試験を実施した.

主要知見1: クリティカルパワー(CP)や疲労困憊までの時間(TTE)など、客観的な運動パフォーマンス指標には月経周期相による有意な差は認められなかった.

主要知見2

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[要旨] TITLE ハイキング中の怪我の発生率と重症度に対する日常の身体活動とBMIの影響 - 横断的質問票調査の遡及的分析

登山 日常の身体活動レベルやBMIは、ハイキング中の怪我の発生率や重症度に直接的な影響を与えない可能性がある.

設計 2021年1月15日から2月23日にかけて、230名が質問票に回答し、最終的に162名の登山者を対象に、日常の身体活動レベルとBMIがハイキング中の怪我の発生率と重症度に与える影響を調査した.

BMIカテゴリーと怪我の発生率の間には統計的に有意な関係は認められなかった(p値=0.708).

日常の身体活動レベルと怪我の発生率の間にも統計的に有意な関係は認められなかった(p値=1).また、怪我の重症度と日常の身体活動レベル(p値=0.754)やBMI値(p値=0.854)の間にも有意な相関はなかった.

実践 自身の身体活動レベルやBMIを過度に気にせず、自身の体力や経験に合わせた適切な計画を立ててハイキングを楽しもう.

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[要旨] TITLE 健康な低地居住者と高地居住者における脳圧-流量関係の方向性感度

登山 高地での脳血流調節メカニズムの理解は,高山病予防やパフォーマンス維持に役立つ可能性がある.

設計 低地居住者(海抜10名,高地急性曝露8名,高地部分順応9名)とシェルパ(16名)を対象に,5分間の反復スクワットスタンド(0.05 Hzおよび0.10 Hz)中の平均動脈圧と中大脳動脈平均血流速度を連続記録した.

低地居住者では,高度条件に関わらず,平均動脈圧(MAP)増加時の脳血流速度(MCAv)変化率がMAP減少時のMCAv変化率よりも低かった(0.05 Hz RSS: P = 0.007,0.10 Hz RSS: P = 0.003).これは,血圧上昇時に脳血流変化が緩衝されることを示唆する.

高地への急性曝露および2週間の部分順応は,低地居住者における脳圧-流量関係の方向性感度を海抜と比較して変化させなかった.しかし,シェルパでは高周波数(0.10 Hz)の血圧変動時にこの方向性感度が失われていた.

実践 高地での急激な血圧変動を避けるため,急な運動や体位変換を控え,ゆっくりとした行動を心がける.

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