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2025/9/16 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [全文] TITLE 歩行中の敏捷性と安定性課題における靴の構造的特徴の影響 |
登山 登山靴の「安定性」や「敏捷性」を謳う機能は、実際の歩行パフォーマンスに大きな差をもたらさない可能性があり、個人の感覚や快適性が重要である.
設計 14名の健康な成人を対象に、サポート性の高いハイキングブーツと柔軟なスニーカーの2種類の靴を着用させ、敏捷性課題(フィギュアエイト歩行)と安定性課題(トレッドミルでのスリップ摂動)を実施し、客観的パフォーマンスと主観的感覚を評価した.
主要知見1:敏捷性課題(平均サイクル完了速度、主要縦軸に沿った長さ、副横軸に沿った幅、サイクルあたりの歩数)において、2種類の靴間でパフォーマンスに有意な差は認められなかった(p > 0.05).
主要知見2:安定性課題(歩幅、歩長、前後方向および内外側方向の安定性余裕度)においても、2種類の靴間でパフォーマンスに有意な差は認められなかった(p > 0.05).
主要知見3:客観的なパフォーマンスに差はなかったものの、参加者の主観的な感覚は靴のデザイン特徴を反映しており、ハイキングブーツは「サポート性」や「剛性」を感じさせ、スニーカーは「軽量性」や「柔軟性」から「操作性」が高いと認識された.
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:登山靴を選ぶ際は、メーカーが謳う「安定性」や「敏捷性」といった機能性だけでなく、実際に履いてみて自身の足に合うか、快適に感じるかといった主観的な感覚を重視して選ぶこと.
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| [要旨] TITLE サルコペニア,悪液質,および加齢に関するレビュー |
登山 加齢に伴う筋肉量と筋力の低下は登山パフォーマンスを著しく低下させ,適切な対策が重要である.
設計 本論文はサルコペニア,悪液質,および加齢に関する既存の知見をまとめたレビュー論文であり,特定の対象者数,介入,期間を伴う研究デザインではない.
主要知見1:サルコペニアは,加齢に伴う骨格筋量,筋力,身体機能の進行性かつ全身性の喪失であり,運動能力の低下を引き起こす.これは基礎疾患による体重減少を伴う悪液質とは区別される.
主要知見2:加齢による骨格筋の特徴は,筋肉組織と筋力の大幅な喪失,再生能力の低下,身体能力の低下であり,これらは生存に不可欠な生理機能の悪化を示す.
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:加齢による筋肉量減少を遅らせるため,日常的に筋力トレーニングを取り入れ,高タンパク質の食事を心がける.
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