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2025/8/5 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(3件)
| [要旨] TITLE 先進的なフットウェア技術によるランニングエコノミーの恩恵は、高度な訓練を受けた長距離ランナーの長時間走行においても持続する-ランダム化クロスオーバー試験. |
登山 長時間の歩行や走行を伴う登山において、高機能なフットウェアはエネルギー消費を抑え、疲労軽減に寄与する可能性がある.
設計 高度な訓練を受けた長距離ランナー9名(女性5名)を対象に、先進的なフットウェア(AFT)と従来のシューズ(非AFT)をランダム化クロスオーバー方式で着用させ、90分間のトレッドミル走行中のエネルギー輸送コスト(ECOT)とバイオメカニクスを比較した.
15分から90分の走行中、先進的なフットウェア(AFT)では、従来のシューズ(非AFT)と比較して、エネルギー輸送コスト(ECOT)が平均3.18%(95%信頼区間 2.14-4.22)低かった.
90分間の走行を通じてECOTは全体で5.63%増加したが、シューズの種類によってECOTの悪化度合いに差はなく、AFTは時間の経過とともにランニングエコノミーの有益な特性を維持した.
実践 長時間の登山に備え、自身の足に合い、クッション性や安定性などの機能性が高いとされる登山靴やトレイルランニングシューズの情報を収集し、試着を検討する.
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| [全文] TITLE 移動能力障害のリスクがある65歳以上の患者におけるサルコペニアおよびサルコペニア肥満の特性評価:多施設観察研究(SARA-OBS) |
登山 高齢期における筋肉量と身体機能の維持は、登山活動を安全に継続し、転倒や怪我のリスクを低減するために極めて重要である.
設計 本研究は、移動能力障害のリスクがある65歳以上のサルコペニア患者231名を対象とした国際多施設6ヶ月間観察研究であり、身体機能の変化を評価した.
主要知見1:ベースラインで歩行速度(GS)が0.8 m/秒以上のサブグループ(n=65)では、6ヶ月間でGSが平均-0.047 ± 0.185 m/秒と有意に低下した(p = 0.017).
主要知見2:ベースラインでShort Physical Performance Battery(SPPB)スコアが8のサブグループ(n=48)では、6分間歩行距離(6MWD)が平均-36.80 ± 67.60 mと有意に低下した(p < 0.001).
主要知見3:サルコペニア肥満(SO)のサブグループ(n=140)では、6ヶ月間で6MWDが平均-18.30 ± 81.95 mと有意に低下した(p = 0.013).
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:週に2〜3回、スクワットや階段昇降などの下半身の筋力トレーニングを取り入れ、歩行速度やバランス能力の維持・向上に努める.
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| [全文] TITLE 筋力または筋パワーを用いて定義されたサルコペニアと健康関連パラメータとの関連 |
登山 高齢者のサルコペニア診断において、従来の筋力だけでなく筋パワーを重視することで、身体活動能力や健康状態との関連がより強く示され、登山における瞬発的な動作能力の維持・向上が安全で快適な登山に重要であることが示唆される.
設計 イタリア在住の地域高齢者2266名を対象とした横断研究で、筋力(握力、5回椅子立ち上がり)または筋パワー(5回椅子立ち上がりから推定)を用いて定義されたサルコペニアと、400m歩行能力、身体活動、地中海食順守度などの健康パラメータとの関連を調査した.
サルコペニアの定義を筋力(握力、5回椅子立ち上がり)と筋パワー(5回椅子立ち上がりから推定)で比較すると、一致度が低く(Fleiss' Kappa = 0.426)、それぞれ異なる健康パラメータとの関連を示した.筋パワーに基づくサルコペニアの有病率は、筋力に基づく定義よりも高かった(例:5STS 1.3%に対し、AMP 12.4%).
筋パワーを用いてサルコペニアを定義した場合、400m歩行能力の困難さ、身体活動への参加、自己申告の健康状態の悪さ、地中海食への順守度の低さとの関連が、筋力に基づく定義よりも排他的または強く示された.特に、相対筋パワー(sarcRMP)と特定筋パワー(sarcSMP)に基づく指標は、400m歩行能力と身体活動においてより強い関連を示した(AIC値が低い).
筋パワーは筋力よりも早期に、より大きく加齢に伴い低下し、身体的自立や機能的パフォーマンスのより良い予測因子である可能性が示唆された.これは、筋パワーがより高次の神経筋機能(力発揮速度、協調性、認知機能など)を反映するためと考えられる.
実践 登山で必要な瞬発的な筋パワーを養うため、椅子から素早く立ち上がる、階段を一段飛ばしで上がるなど、日常生活で意識的に速い動作を取り入れる.
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