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2025/8/12 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(4件)
| [要旨] TITLE デキサメタゾンによる急性高山病、高所脳浮腫、高所肺水腫の予防、および高所への急速な上昇後のパフォーマンス低下の制限:ナラティブレビュー. |
登山 急速な高所登山において、デキサメタゾンは急性高山病の予防やパフォーマンス維持に有効な選択肢となり得る.
設計 本研究は、デキサメタゾンの急性高山病予防に関する既存研究をレビューしたナラティブレビューである.
デキサメタゾンは、特に4000m以上の高所において、1日8〜16mgの用量で急性高山病の予防に最も効果的である.
急速な高所への上昇を伴う救助活動や軍事作戦など、高い身体的・精神的パフォーマンスが求められる状況で、デキサメタゾンはアセタゾラミドに代わる迅速な効果が期待できる.
実践 医師と相談し、急速な高所登山を計画する際に、デキサメタゾンの使用について検討する.
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| [要旨] TITLE 高齢者における筋力と体脂肪が転倒および転倒恐怖に与える影響 |
登山 高齢期においても筋力を維持することは、転倒リスクを低減し、転倒への不安を和らげることで、安全な登山活動の継続に寄与する.
設計 253名の65歳以上の高齢者(女性150名)を対象とした横断研究で、筋力(握力)、体組成、年間転倒回数、転倒恐怖を評価した.
筋力は、年齢、性別、社会経済的地位、体脂肪量を調整した後でも、転倒回数(β = -0.361; p < .001)および転倒恐怖(β = -5.929; p < .001)と負の関連があった.
体脂肪の状態(低・高)にかかわらず、筋力が高いグループは、調整後も平均して転倒回数が最も少なく(F(3, 246) = 5.56; p = .001)、転倒恐怖も最も低かった(F(3, 246) = 6.75; p < .001).
実践 握力測定を定期的に行い、筋力低下の兆候があれば、スクワットや腕立て伏せなどの全身運動を取り入れて筋力維持に努める.
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| [全文] TITLE 乳がんサバイバーにおけるKinectベースの複合現実エクササイズを用いたがん関連サルコペニア分類のための機械学習モデルの開発と検証 |
登山 Kinectのような非侵襲的な運動分析ツールが、登山に必要な下肢筋力やバランス能力の低下を示すサルコペニアのリスクを早期に特定し、個別化された運動介入に役立つ可能性がある.
設計 38名の乳がんサバイバー(平均年齢48.9±5.4歳)を対象に,8週間のKinectベース複合現実エクササイズ介入を行い,Kinectから得られた関節角度データを用いてサルコペニア分類のための機械学習モデル(SVM,KNN,RF,XGB)を開発・検証した.
サルコペニア診断基準(SMI <5.7 kg/m2かつHGS <18 kg)に基づき,介入開始時に38名中12名(31.5%)がサルコペニアと診断された.8週間の介入後,3名がサルコペニアから回復し,9名(23.6%)がサルコペニアと分類された.
開発された機械学習モデルの中で,XGBoost(XGB)モデルが最も高い性能を示し,テストセットにおいて94.7%の精度,91.2%のリコール,95.8%の適合率,93.4%のF1スコア,96.2%のAUCを達成した.
特徴量重要度分析により,右膝屈曲(right knee flexion)がサルコペニア分類において最も影響力のある予測因子であることが一貫して特定された(RFモデルで0.465).次いでスクワット時間(squat time)と肩の可動域(shoulder ROM)が重要であった.
実践 自宅でスクワット運動を行う際に,スマートフォンのカメラ機能などを活用して自身の膝の動き(特に右膝の屈曲角度や左右差)を記録し,動きの質や左右のバランスに意識を向ける.
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| [全文] TITLE 短期レジスタンストレーニングは高齢女性の機能的・生理学的指標を向上させる:加齢における生体力学的・健康介入への示唆 |
登山 短期間のレジスタンストレーニングは、高齢者の全身持久力、呼吸筋力、横隔膜の厚さを向上させ、登山における身体能力の維持・向上に役立つ可能性がある.
設計 健康な高齢女性30名を対象に、レジスタンストレーニング群と対照群に無作為に分け、RT群は週3回、4週間のレジスタンストレーニングを実施し、機能的・生理学的指標の変化を比較した無作為化比較試験である.
RT群は6分間歩行テスト(6MWT)の距離が対照群と比較して有意に8.02%向上した(p < 0.001).
RT群は最大吸気圧(MIP)が対照群と比較して19.55%大きく向上し(p < 0.001)、最大呼気圧(MEP)は22.23%大きく向上し(p < 0.001)、横隔膜厚(DT)は17.79%大きく増加した(p < 0.001).
RT群は肝臓密度(LD)が対照群と比較して19.55%大きく向上した(p < 0.001).
実践 週に2~3回、スクワットや腕立て伏せ、チューブトレーニングなど、全身の大きな筋肉を使うレジスタンストレーニングを、無理のない範囲で継続的に行う.
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