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2025/6/16 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(1件)
| [要旨] TITLE 高所順応初期における外因性ケトーシス:最大運動時の換気、心血管、筋肉応答 |
登山 高所順応初期にケトンモノエステルを摂取しても、高所での運動能力低下や酸素飽和度低下を軽減する効果は期待できない.
設計 健康な活動的な成人33名(ケトン摂取群16名、プラセボ群17名)が、海抜と高所(3375m)で約69時間の順応期間中にケトンモノエステルまたはプラセボを間欠的に摂取した後、最大サイクリングテストを実施した.
主要知見1:ケトン摂取群は運動前の血中ケトン濃度が有意に高かった(約2.1 mM vs プラセボ群約0.3 mM)が、高所でのピークパワー出力の減少、および血液と筋肉の酸素飽和度の低下は両群で同程度であった.
主要知見2:高所は安静時および運動時の換気量と心拍出量を増加させたが、ケトン摂取の有無にかかわらず、これらの応答に有意な差は認められなかった.
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:高所でのパフォーマンス向上を目的としたケトンモノエステルの摂取は、現時点では推奨されないため、高所順応の基本原則(ゆっくりとした高度上昇、十分な水分補給、バランスの取れた食事)を遵守する.
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