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2025/5/8 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[要旨] TITLE 加齢,持久力トレーニング,神経切断が骨格筋の自然免疫シグナル伝達に与える影響

登山 持久力トレーニングは加齢に伴う骨格筋の炎症を抑制し,筋肉量の維持や持久力向上に寄与するため,長期的な登山活動の継続に役立つ可能性がある.

設計 若齢(6-8ヶ月)および高齢(21-22ヶ月)マウスを対象に,6週間の自発的ランニングプロトコルを実施した群と座りがちな生活を送った群を比較した.

加齢は骨格筋において複数の炎症促進性およびアポトーシス促進性タンパク質の発現を著しく増加させたが,持久力トレーニングはこれらの加齢関連の増加(BAX, NLRP3, カスパーゼ-1, STING, ガスターミン-Dタンパク質発現など)を一様に減衰させた.

持久力トレーニングは高齢マウスにおいて筋肉量の維持,酸素消費量および持久力パフォーマンスの改善をもたらし,若齢マウスよりも短いトレーニング距離でもこれらの適応が達成された.

実践 日常的にウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を継続し,加齢による筋肉の炎症や機能低下を予防する.

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[要旨] TITLE サルコペニア肥満のアジア・オセアニア合意:定義と診断基準

登山 登山パフォーマンスの維持と傷害予防のためには,筋肉量の維持と体脂肪の適正化が重要であり,サルコペニア肥満の早期認識と対策が登山者の健康寿命延伸に寄与する.

設計 アジア・オセアニア地域の専門家グループがDelphi法を用いて,サルコペニア肥満の定義と診断基準について合意形成を行った.

サルコペニア肥満は,スクリーニング,診断,介入の3段階アルゴリズムで定義され,スクリーニングではBMI,腹囲,ふくらはぎ周囲長,SARC-F,指輪テストが用いられる.

診断基準には,筋肉量(DXAまたはBIA),筋力(握力),身体能力(歩行速度,SPPB,5回椅子立ち上がりテスト)の評価が含まれ,中心性肥満が肥満診断の主要な懸念事項となる.管理戦略として,食事指導,身体活動増加,レジスタンス運動,経口栄養補助食品,薬物療法の組み合わせが推奨される.

実践 登山に必要な筋力と持久力を維持するため,週に2~3回,スクワットやランジなどのレジスタンス運動を取り入れ,タンパク質を意識したバランスの取れた食事を心がける.

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