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2025/5/6 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[全文] TITLE 男性におけるクライミングパフォーマンス:クライミング特異的な指の強さの重要性

登山 登山における岩場や鎖場での安定性向上には,クライミングに特化した指の強さが重要である.

設計 ノルウェーのクライミングコミュニティから募集した中級〜上級レベルの男性クライマー19名を対象に,3日間にわたりクライミング特異的な指の強さ,ハンドグリップ力,懸垂力,およびボルダリングとレッドポイントのパフォーマンスを測定し,それらの関連性を調査した.

クライミング特異的な指の強さは,ボルダリングパフォーマンスと非常に強い関連(r² = 0.79),レッドポイントパフォーマンスと強い関連(r² = 0.46)を示した.

一般的な前腕屈筋力であるハンドグリップ力は,レッドポイントパフォーマンスとは中程度の関連(r² = 0.29)を示したが,ボルダリングパフォーマンスとは関連がなかった(p > 0.05).

懸垂力は,ボルダリングパフォーマンスとは中程度の関連(r² = 0.30)を示したが,レッドポイントパフォーマンスとは関連がなかった(p > 0.05).また,体重はボルダリングパフォーマンスと中程度の負の関連(r² = 0.24)を示した.

実践 クライミングウォールやフィンガーボードを使って,22mm程度の薄いエッジにぶら下がるトレーニングを,体重に加えて負荷を増やしながら行う.

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[要旨] TITLE 軽度認知機能障害のある高齢者における転倒リスク,パワー,身体組成,認知機能に対する弾性バンドトレーニングとデトレーニングの保護効果:40週間の試験

登山 高齢登山者にとって、弾性バンドを用いた筋力トレーニングは、転倒リスクを低減し、身体能力と認知機能を維持する上で有効な手段となり得る.

設計 70歳以上の軽度認知機能障害のある高齢者42名(介入群22名,対照群20名)を対象に、弾性バンドレジスタンストレーニング(EBRT)を16週間実施後、8週間のデトレーニング期間、さらに16週間の再トレーニング期間を含む計40週間で評価した.

EBRT群では、筋パワー(p ≤ 0.01),転倒リスク(FRAT,p ≤ 0.01),転倒効力感(FES,p ≤ 0.05),感覚運動能力(p ≤ 0.001),TUG(p ≤ 0.001),認知機能(MoCA,p ≤ 0.05)において有意な改善が見られた.

トレーニングによる保護効果は、8週間のデトレーニング期間中も持続した.

実践 自宅で手軽にできる弾性バンドを使った筋力トレーニングを週に数回取り入れ、下肢の筋力とバランス能力を向上させる.

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