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2025/5/11 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [全文] TITLE 熱から低酸素への交差適応:運動後の6週間の温水浸漬が急性低酸素下での運動パフォーマンスに与える影響 |
登山 運動後の温水浸漬による熱順化は、高所での低酸素環境下における登山者の運動パフォーマンス向上に寄与する可能性がある.
設計 健康な成人サイクリスト20名(男性12名,女性8名)を対象に,6週間,週3回の高強度インターバルサイクリング後に週5回40〜50分間の42°C温水浸漬(HWI群)または34.5°C温水浸漬(対照群)を実施し,急性低酸素(酸素濃度13%,約4300m相当)下での運動パフォーマンスと生理学的反応を比較した.
主要知見1:HWI群は対照群と比較して,安静時ヘモグロビン濃度が有意に高く(HWI群5.33%増 vs 対照群2.03%増,P < 0.01,q = 0.02,d = 1.38),安静時心拍数(P < 0.01,q = 0.02,d = −1.32)および安静時深部体温(P < 0.01,q = 0.001,d = −1.88)が有意に低かった.
主要知見2:HWI群は対照群と比較して,急性低酸素下での疲労困憊までの時間(TTE)が有意に長く(HWI群34.9%増 vs 対照群24.5%増,P < 0.01,q < 0.01,d = 1.23),総出力も有意に高かった(P < 0.01,q < 0.01,d = 1.35).
主要知見3:低酸素下でのTTE中,HWI群は試験開始25%時点で高い酸素飽和度(SpO2)(P = 0.01,q = 0.04,d = 1.17),50%時点で低い深部体温(P < 0.01,q = 0.001,d = −1.48),75%時点で低い一回換気量(P < 0.01,q = 0.001,d = −1.43)を示した.疲労困憊時には,高い絶対VO2(P = 0.01,q = 0.04,r rb = 0.65)と低い一回換気量(P = 0.01,q = 0.04,d = −1.20)が観察された.
実践 高所登山を計画している場合,普段の運動後に42°C程度の温水に胸まで40〜50分間浸かる習慣を6週間程度続けることで,高所での運動パフォーマンス向上に繋がる可能性がある.
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| [要旨] TITLE 3ヶ月間の統合運動介入は、認知症のある地域在住高齢者のサルコペニア診断パラメータを改善する:2群事前事後比較デザイン |
登山 高齢になっても定期的な運動は筋力と身体能力を維持し、登山に必要な身体機能を保つ上で重要である.
設計 認知症のある地域在住高齢者80名を対象に、介入群(n=40)は週3回の統合運動を3ヶ月間実施し、対照群(n=40)は通常ケアを受けた.
介入群は対照群と比較して、介入後に筋力と身体能力のパラメータが有意に改善した.
介入群では、サルコペニアと診断される参加者の数が有意に減少した(p = .012).
実践 毎日少しずつでも、スクワットや階段昇降など、下半身の筋力を鍛える運動を取り入れる.
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