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2025/4/22 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [全文] TITLE アスリートにおける高強度夕方有酸素運動後の糖代謝および基質酸化に対する炭水化物摂取タイミングの影響:ランダム化比較試験 |
登山 登山のような長時間・高強度の運動を行うアスリートは、夕方の運動後に炭水化物を摂取すると翌朝の糖代謝に影響が出る可能性があるため、摂取タイミングを考慮することが重要である.
設計 健康な高強度トレーニングを行う男性エンデュランスサイクリスト10名を対象に、標準化された食事管理の下、2つの異なる夕方運動セッション(50分@70%Wmax + 約24分タイムトライアル)を実施し、運動前または運動後に炭水化物(253 ± 52 g)を摂取する群にランダムに割り当て、翌朝の経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)で糖代謝を評価した.
運動前に炭水化物を摂取した場合、定常状態の運動中の毛細血管血糖値が有意に低下した(平均差 0.41 ± 0.27 mmol/L, p = 0.001)が、夜間(00:00–06:00)の血糖調節に差はなかった.
運動後に炭水化物を摂取した場合、翌朝のOGTTにおける糖耐性が、運動前に同量の炭水化物を摂取した場合と比較して有意に低下した(平均差 0.76 ± 0.21 mmol/L, p = 0.017).
運動後の炭水化物摂取は、翌朝のOGTTにおける代謝の柔軟性(MetF)を改善し、OGTT開始1時間での炭水化物酸化が運動前摂取時と比較して70%(p = 0.010)、対照群と比較して91%(p = 0.029)高くなった.
実践 夕方に高強度のトレーニングや登山を行った場合、翌日の体調や活動内容を考慮し、炭水化物の摂取を運動直後ではなく、運動前に済ませるか、翌朝の糖代謝への影響を理解した上で摂取タイミングを調整する.
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| [全文] TITLE 高齢者における時間制限摂食が握力,注意持続力,知覚される不安および抑うつに与える影響:活動的な集団と座りがちな集団の比較研究. |
登山 登山中の断食や食事制限下でも,定期的な身体活動を継続することで筋力低下を防ぎ,精神的な健康を維持できる可能性がある.
設計 58名の高齢者(平均年齢62.93 ± 3.99歳,女性50%)を対象に,ラマダン期間前と期間中に握力,注意持続力,不安,抑うつレベルを評価し,活動的なグループ(n=26)と座りがちなグループ(n=32)で比較した介入研究.
ラマダン期間中,両グループともに注意持続力,不安(GAD-7スコア),抑うつ(GDSスコア)が有意に改善し(p < 0.05),活動的なグループでより顕著な改善が見られた.例えば,注意持続力(反応時間)は活動グループで-94.5 [−63.5; −344] ms,座りがちなグループで-64 [20.75; −315] ms改善した.
座りがちなグループでは,ラマダン期間中に非利き手握力(p = 0.001)および利き手握力(p < 0.001)が有意に低下したが,活動的なグループでは握力に変化はなかった(非利き手p = 0.132,利き手p = 0.101).
活動的なグループは座りがちなグループと比較して,ラマダン期間中の注意持続力(z = −4.465, p < 0.001)および身体活動レベル(PASE-Aスコア,p < 0.001)が有意に高かった.
実践 登山者が明日からできるアクション1つ: 登山中や食事制限を伴う状況下でも,日々のウォーキングやストレッチなどの軽い運動を継続し,筋力維持と精神的な安定を図る.
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