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2025/4/17 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [全文] TITLE 四川西部高原における標高と居住期間による日常的な血液パラメータの比較 |
登山 高所環境への順応には血液成分の動的な変化が伴い,特に赤血球や白血球,血小板の変動を理解することは高所での体調管理に不可欠である.
設計 健康な20〜40歳の低地出身男性1600人を対象に,四川西部高原の4つの異なる標高(1400m,2500m,3400m,4100m)で,居住期間(6ヶ月未満,6ヶ月〜1年,1〜2年,2年以上)別に日常的な血液パラメータを比較した観察研究である.
標高への移住後,白血球(WBC),赤血球(RBC),ヘモグロビン(HGB),ヘマトクリット(HCT)レベルは短期間(6ヶ月以内)で急速に上昇し(標高が上がるほど顕著,P < 0.05),その後,居住期間が長くなるにつれて徐々に減少し安定した.
血小板(PLT)レベルは居住期間が長くなるにつれて着実に増加し,標高と正の相関を示した(P < 0.05).特に居住6ヶ月以降は赤血球などの抑制効果が減少し,血小板数が増加した.
居住期間が長くなるにつれて,白血球,赤血球,ヘモグロビン,ヘマトクリットレベルは減少傾向を示し,特に高標高(4100m)では居住期間が長くなるほどこれらのレベルが有意に減少した(P < 0.05).これは身体が低酸素環境に適応し,血液粘度を下げて血行動態を維持するメカニズムである.
実践 高所登山では,特に初期の順応期間において身体が急速な生理的変化を経験することを認識し,無理のないペースで行動し,十分な休息と水分補給を心がける.
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| [全文] TITLE 十分にトレーニングされた男女における8週間のレジスタンストレーニング中の高カロリー16:8時間制限食 |
登山 高カロリー摂取下での16:8時間制限食は、筋力向上と除脂肪体重増加を維持しつつ体脂肪増加を抑える可能性があるが、下半身の筋力向上や日中のエネルギーレベルが低下する可能性があるため、登山中のパフォーマンスや疲労管理を考慮する必要がある.
設計 十分にトレーニングされた健康な男女17名(男性10名,女性7名)を時間制限食(TRE)群または対照(FED)群に無作為に割り付け,両群ともに10%の高カロリー高タンパク質食(2.2 g/kg/日)を摂取し,8週間,週4回の監視下漸進的レジスタンストレーニングを実施した.
主要知見1: TRE群は対照群と比較して総運動量が有意に低く(TRE: 6,960 ± 287回 vs. FED: 7,334 ± 289回),スクワット1RMの増加量も4.0 ± 1.9 kg低かった(p = 0.05).
主要知見2: TRE群は対照群と比較して、研究期間中の主観的な日中のエネルギー評価が有意に低かった(4週目: -1.41, p = 0.04; 8週目: -1.04, p = 0.06).
主要知見3: 両群ともに除脂肪体重は同程度に増加したが(TRE: 2.67 kg; FED: 1.82 kg, p = 0.04)、TRE群は対照群よりも体脂肪の増加が有意に少なかった(TRE群は対照群より1.4 ± 0.6 kg少ない, p = 0.04).
実践 登山に向けて筋力や持久力を高めるトレーニング期間中に時間制限食を試す場合は、特に下半身の筋力向上や日中のエネルギーレベルが低下しないよう、トレーニング前後の適切な炭水化物摂取や総摂取カロリー・栄養バランスに注意を払い、自身の体調やパフォーマンスの変化を慎重に観察する.
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