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2025/4/16 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(1件)
| [全文] TITLE 酸素飽和度と急性高山病:高所勤務スケジュールを模倣した繰り返し高所曝露の影響 |
登山 繰り返し高所へ行くことで、特に高高度(5000m級)での急性高山病の症状が軽減され、酸素飽和度が改善される可能性が示唆された.
設計 健康な低地居住者21名を対象に,2900mで宿泊し日中5050mで過ごす7日間の高所滞在を1週間の低地回復期間を挟んで2回実施し,酸素飽和度と急性高山病の症状変化を評価した.
主要知見1:7日間の間欠的高所曝露(第1サイクル)により,酸素飽和度(SpO2)は2900mで1日あたり平均0.3%(95%CI: 0.1;0.4),5050mで0.9%(95%CI: 0.4;1.3)増加し,急性高山病(AMS)の重症度(AMSc)は2900mで1日あたり0.05点(95%CI: 0.01;0.08),5050mで0.16点(95%CI: 0.11;0.21)減少した.
主要知見2:1週間の低地回復後の2回目の高所滞在(第2サイクル)では,初日のAMS重症度が第1サイクルと比較して2900mで0.37点(95%CI: 0.16;0.59),5050mで0.37点(95%CI: 0.11;0.63)有意に低かった(P < 0.05).
主要知見3:2回目の高所滞在の初日において,5050mでのSpO2は第1サイクルより2.9%(95%CI: 0.6;5.3)高かったが,2900mでのSpO2に変化はなかった.
実践 5000m級の高所登山を計画する際は,事前に2900m程度の高所で数日間過ごす「高所順応」を複数回行うことで,本番での急性高山病のリスクを軽減し,酸素飽和度の改善を期待できる.
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