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2025/3/14 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(4件)

[全文] TITLE 熟成ニンニク抽出物(Kyolic)は中年期のレクリエーション系エンデュランスアスリートの有酸素運動能力を向上させる:無作為化二重盲検プラセボ対照3ヶ月試験.

登山 熟成ニンニク抽出物の摂取は,登山における有酸素運動能力の向上,疲労回復の促進,心血管リスクの低減に寄与する可能性がある.

設計 中年期のレクリエーション系エンデュランスアスリート75名を対象に,熟成ニンニク抽出物(低用量または高用量)またはプラセボを12週間摂取させる無作為化二重盲検プラセボ対照試験を実施した.

主要知見1:熟成ニンニク抽出物グループはプラセボグループと比較して,有酸素運動能力が有意に向上した(絶対VO2maxの平均差133±83 ml/min,P<0.07;パワーの平均差10.2±4.9 W,P<0.04).

主要知見2:熟成ニンニク抽出物グループはプラセボグループと比較して,乳酸閾値(パワー出力に対する乳酸閾値の平均差11.8±3.2 W,P<0.001;酸素摂取量に対する乳酸閾値の平均差174±72 ml/min,P<0.02)が有意に向上した.

主要知見3:熟成ニンニク抽出物グループはプラセボグループと比較して,運動後の回復時間が有意に短縮された(平均差-0.6±0.3日,P<0.05).また,心血管リスクに関連する尿中プロテオミクスバイオマーカーの改善も認められた.

実践 日常的に熟成ニンニク抽出物サプリメントを摂取することで,登山に必要な持久力や回復力の向上を目指す.

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[要旨] TITLE 精神的疲労は車椅子バスケットボール選手の身体パフォーマンスに影響するか?個別化された認知負荷アプローチ.

登山 登山中の精神的疲労は、身体的なパフォーマンス低下や疲労感の増大につながる可能性があるため、精神的な休息も重要である.

設計 車椅子バスケットボール選手11名を対象に、ベースラインセッションと、高認知負荷(ストループテスト)または対照条件(ドキュメンタリー視聴)後にYo-Yo間欠10mテストを行う2つの実験セッションを、それぞれ24時間間隔で実施した.

高認知負荷は、テストでカバーできた距離を有意に減少させた(対照条件M = 1169mに対し、高認知負荷M = 924m).

高認知負荷は、自覚的運動強度(RPE)を有意に増加させた(対照条件M = 15に対し、高認知負荷M = 17).

実践 登山中に集中力を要する場面が続く場合は、意識的に短い休憩を取り、景色を眺めるなどして精神的なリフレッシュを図る.

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[全文] TITLE 高齢者におけるサルコペニア指数と2回目の股関節骨折リスクとの関連

登山 高齢登山者にとって、サルコペニア(加齢による筋肉量・筋力低下)は股関節骨折のリスクを高めるため、日頃からの筋力維持が安全な登山活動に不可欠である.

設計 この前向きコホート研究では、低エネルギー性股関節骨折を経験した高齢者637名を対象に、少なくとも2年間追跡調査し、サルコペニア指数(SI)と2回目の股関節骨折発生率との関連を評価した.

2回目の股関節骨折を経験した患者は、経験しなかった患者と比較して、サルコペニア指数(SI)が有意に低かった(48.93 ± 8.54 対 62.95 ± 14.39,P < 0.001).

多変量ロジスティック回帰分析の結果、低いサルコペニア指数は2回目の股関節骨折リスクの増加と有意に関連していた(オッズ比: 0.91; 95%信頼区間: 0.87–0.94; P < 0.001).

2回目の股関節骨折を予測するサルコペニア指数単独の予測性能は、ROC曲線下面積(AUC)が0.822であり、良好な予測精度を示した.

実践 定期的に筋力トレーニング(スクワット、階段昇降など)を行い、特に下半身の筋肉量と筋力の維持・向上に努める.

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[全文] TITLE 高齢者におけるダイナペニア(筋力低下)とうつ症状のリスク上昇との関連性

登山 筋力低下は高齢者のうつ症状リスクを高めるため,登山者は筋力維持に努めることで,身体的健康だけでなく精神的健康も保つことができる.

設計 台湾の高齢者197名(平均80.5歳)を対象に,2020年9月から2021年12月にかけて,握力測定,6メートル歩行テスト,生体電気インピーダンス分析によりダイナペニアを分類し,15項目老年期うつ病尺度でうつ症状リスクを評価する横断研究を実施した.

潜在的な交絡因子(年齢,性別,教育レベル,BMI,喫煙,飲酒,慢性疾患,栄養状態,身体活動量など)を調整した後も,ダイナペニアは高齢者のうつ症状リスクと有意に正の関連があった(調整オッズ比 [OR]: 2.67; 95%信頼区間 [CI]: 1.01–7.05; p = 0.048).

栄養リスクも高齢者のうつ症状リスクと有意に関連していた(OR: 4.60; 95% CI: 1.77–11.95; p = 0.002).

ダイナペニアは,身体能力の低下による活動制限,神経伝達物質の変化,社会的孤立を通じてうつ症状を悪化させる可能性があると考察された.

実践 定期的に筋力トレーニング(例:スクワット,階段昇降など)を行い,特に下肢と体幹の筋力維持に努める.

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