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2025/2/28 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(4件)

[要旨] TITLE 筋力トレーニングは、男性ランナーのランニングエコノミー持続性と疲労時の高強度パフォーマンスを向上させる:ランダム化比較試験.

登山 筋力トレーニングは、長時間の登山における疲労時のパフォーマンス維持や、効率的な歩行の持続に役立つ可能性がある.

設計 28名の男性ランナーを対象に、通常のランニングに加え、週2回の最大筋力・プライオメトリックトレーニングを10週間実施する群と比較.

主要知見1:90分ランニング後、ランニングエコノミー(酸素消費量)は筋力トレーニング追加群で2.1%改善したが、対照群では0.6%悪化(P = 0.04).

主要知見2:90分ランニング直後の高強度運動の疲労困憊までの時間(TTE)は、筋力トレーニング追加群で35%増加し、対照群では8%減少(P = 0.004).

実践 登山者が明日からできるアクション1つ:週2回、スクワットやジャンプなどの最大筋力・プライオメトリックトレーニングを、登山トレーニングに加えてみましょう.

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[要旨] TITLE 身体活動的な高齢女性における静的ストレッチングが握力と手首関節の柔軟性に及ぼす急性効果

登山 高齢登山者が手首の柔軟性を高めつつ握力を維持するために、短時間の静的ストレッチングが有効である可能性を示唆する.

設計 20名の身体活動的な高齢女性(平均68歳)を対象に、30秒間の静的ストレッチング条件と安静対照条件の前後で、握力と手首関節の柔軟性を評価した.

30秒間の静的ストレッチング後も、握力のピークフォースや力発揮速度には有意な変化がなかった(p = .11-.88).

30秒間の静的ストレッチングにより、手首関節の可動域が有意に増加した(p < .01).

実践 登山者が明日からできるアクション1つ: 登山前のウォーミングアップに、手首の静的ストレッチングを片側30秒ずつ取り入れる.

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[要旨] TITLE 中年女性における20年間の健康関連QOLと身体機能テストのパフォーマンス:前向きコホート研究の知見

登山 中年期における身体機能の維持は、長期的な登山活動の継続や安全性の確保に不可欠である.

設計 499人の中年女性を対象に、22年間の健康関連QOLの経時的変化と、中年期における握力,椅子立ち上がり,片足立ちの身体機能テストのパフォーマンスとの関連を調べた前向きコホート研究.

22年間でより多くの身体の痛みを報告した女性は、椅子立ち上がりテストのパフォーマンスが悪い確率が50%高く、握力とバランスが悪い確率が30%高かった.

身体機能(Physical functioning)のスコアが低い女性は、握力(オッズ比1.4)および椅子立ち上がりテスト(オッズ比1.4)のパフォーマンスが悪い確率が高かった.

実践 日常生活で椅子からの立ち上がりや片足立ちを意識的に行い、下肢筋力とバランス能力の維持に努める.

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[全文] TITLE コソボの中高年および高齢者におけるビタミンD関連遺伝子多型が筋力フィットネスの変化に与える影響の検討

登山 ビタミンD関連遺伝子多型が加齢に伴う筋力低下に影響を与える可能性があり,個人の遺伝的特性を考慮した栄養やトレーニング戦略が登山パフォーマンス維持に役立つかもしれない.

設計 コソボの地域在住中高年者138名(平均65.1±9.0歳,女性52.2%)を対象に,約2.7年間(平均2.7±0.3年)の縦断研究として,身体能力(握力,30秒椅子立ち上がり,Timed Up and Go,6分間歩行)とビタミンD関連遺伝子多型(VDR遺伝子,GC遺伝子)の関連を調査した.

約2.7年の観察期間で,30秒椅子立ち上がりテスト(p < 0.001)とTimed Up and Goテスト(p < 0.001)のパフォーマンスが有意に低下し,BMIは増加した.女性参加者のみで握力(p < 0.001)の有意な低下が認められた.

ビタミンD受容体(VDR)遺伝子のApaI多型(rs7975232)は,BMIの変化,握力および相対握力の変化と有意な関連を示した(それぞれp = 0.023,p = 0.003,p < 0.001).特に,マイナーアレルであるCC遺伝子型を持つ参加者では,BMIの増加が大きく,絶対および相対握力の低下が大きかった.

ビタミンD結合タンパク質(GC)遺伝子のrs4588多型(p = 0.039)とrs2282679多型(p = 0.036)は,血中25(OH)D濃度と有意な関連を示した.参加者の47.5%がビタミンD欠乏(<50 nmol/L)であった.

実践 自身のビタミンDレベルを把握し,必要に応じて医師や専門家と相談の上,ビタミンDが豊富な食品(魚介類,きのこ類など)の摂取や,適度な日光浴を心がけることで,筋力維持に努める.

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