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2025/2/22 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [全文] TITLE 中強度および高強度運動の認知・感覚運動機能への効果は,高齢ラットにおける神経栄養マーカーの特定の表現と関連する. |
登山 高齢登山者にとって,中強度および高強度の両方の運動が,持久力,認知機能,感覚運動機能の維持・向上に役立つ可能性があり,特にHIITは持久力向上に優れ,MICTはより広範な脳の健康経路に影響を与えることが示唆される.
設計 22匹の高齢雄性WistarラットをMICT群(n=7),HIIT群(n=6),対照群(n=9)に分け,4週間のトレッドミル運動介入を行い,持久力,感覚運動機能,認知機能,および脳内の神経栄養マーカーの発現を評価した.
主要知見1:MICTおよびHIITは,感覚運動機能(接着テープ除去テストの検出時間および除去時間:MICTおよびHIITで対照群より有意に短縮,p < 0.05)と短期記憶(新規物体認識テストの識別指数:MICTでp = 0.05,HIITでp < 0.01で対照群より高値)を同様に改善した.
主要知見2:持久力パフォーマンスにおいて,HIITはMICTよりも大きな改善効果を示した(最大速度SmaxのPREからPOSTへの変化量Δ3:HIITでMICTより有意に高値,p < 0.001).
主要知見3:脳内の神経栄養マーカーの発現は運動の種類によって異なり,MICTは皮質におけるTrkB(p=0.01)およびp75NTR(p=0.01)の発現を,海馬におけるIGF-1(p < 0.01)およびIGFBP-2(p < 0.05),TrkB(p < 0.001 vs Control, p < 0.01 vs HIIT)の発現を促進し,より広範な経路に影響を与えた.一方,HIITは皮質におけるmBDNFの発現を促進した(p < 0.05).
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:登山に向けたトレーニングとして,中強度の有酸素運動(MICT)を基本としつつ,持久力向上と脳機能への相補的な効果を狙って,週に数回,短時間で高強度のインターバルトレーニング(HIIT)を取り入れる.
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| [全文] TITLE 敏捷性の加齢に伴う違いは、筋力と皮質脊髄路機能の両方に関連している. |
登山 高齢期の登山において、敏捷性の維持には、筋力だけでなく、脳から筋肉への神経伝達機能の維持が重要であり、転倒予防や安全な行動に寄与する.
設計 健康な非アスリート32名(30~84歳)を対象に、加齢と敏捷性の関連、および筋力と皮質脊髄路機能が敏捷性を予測するかを横断的に評価した.
主要知見1:加齢は、脚長で調整したホップ距離の短縮(r = -0.671, p < 0.001)およびホップ距離のばらつきの増加(r = 0.423, p = 0.016)と中程度の相関があった.
主要知見2:性別を調整後、大腿四頭筋の筋力はホップ距離の長さ(R² = 0.345, p = 0.002)を予測し、筋力が1kg増加するごとにホップ距離が0.408cm増加した.
主要知見3:性別を調整後、皮質脊髄路機能(活動運動閾値)はホップ距離のばらつき(R² = 0.239, p = 0.014)を予測し、活動運動閾値が1単位増加するごとにホップ距離のばらつきが2.157増加した(皮質脊髄路機能の低下がばらつき増加につながる).
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:筋力トレーニング(特に下肢)を継続的に行い、敏捷性やバランス能力を養うためのコーディネーショントレーニング(例:片足立ち、ステップ運動、ラダートレーニングなど)を取り入れる.
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