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2025/2/15 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [全文] TITLE サイクリングレースシミュレーションとは何か:サイクリングにおける耐久性を評価するためのプロトコルに関するレビュー |
登山 長時間の登山でパフォーマンスを維持する「耐久性」を科学的に評価・向上させるためには,運動強度設定,栄養摂取,テストの信頼性を考慮した計画的なアプローチが重要である.
設計 サイクリングにおける耐久性評価プロトコルに関するシステマティックレビューで,サイクリングレースシミュレーションプロトコルを含む48件の論文を特定し,運動強度設定,炭水化物摂取,プロトコルの信頼性・妥当性について分析した.
多くのサイクリングレースシミュレーションプロトコルは,運動強度設定においてピークパワー出力や最大酸素摂取量の割合を用いるなど,実際のレースにおける運動強度ドメイン(例:乳酸閾値)の影響を適切に考慮していない.これにより,疲労抵抗性のメカニズム解明や介入効果の評価が不十分となる可能性がある.
栄養戦略,特に実験前日や実験直前の炭水化物摂取の管理が多くの研究で不十分であり,パフォーマンスの変動要因となっている.レビュー対象の30プロトコルのうち,適切な栄養管理を行っていたのは10件のみであった.
疲労状態でのパフォーマンステストの信頼性データを提供している研究は極めて少なく(30プロトコル中1件のみ),プロトコルの科学的根拠も不足している.これにより,研究結果の再現性や一般化可能性に疑問が残る.
実践 長時間の登山に備え,前日からの炭水化物摂取を計画的に行い,登山中も定期的に補給することで,疲労によるパフォーマンス低下を抑える.
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| [全文] TITLE 中年および高齢女性におけるタンパク質強化経口栄養補助食品の筋機能への有効性:ランダム化比較試験 |
登山 中年以降の女性登山者は,タンパク質強化栄養補助食品を摂取することで,筋肉量の維持と体脂肪増加の抑制が期待でき,長期的な身体能力維持に役立つ可能性がある.
設計 50〜80歳の健康な女性70名を対象に,タンパク質強化ONS摂取群とプラセボONS摂取群に無作為に割り付け,12週間介入する二重盲検ランダム化比較試験を実施した.
主要知見1:タンパク質強化ONS摂取群はプラセボ群と比較して,除脂肪体重(LBM)の変化率が有意に高かった(試験群0.26% [95%CI: −0.27, 0.78] vs プラセボ群−0.47% [95%CI: −0.81, −0.13];p = 0.020).
主要知見2:プラセボ群では体脂肪量(FM)が有意に増加したのに対し(38.15%から38.67%;p < 0.01),タンパク質強化ONS摂取群では体脂肪量の増加は観察されなかった.
主要知見3:筋力(握力,膝伸展力,膝屈曲力),身体能力(通常歩行速度,SPPBスコア,TUGテスト),炎症マーカーには,両群間で有意な差は認められなかった.
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:日々の食事に加えて,1食あたり15g程度のタンパク質とBCAAを含む栄養補助食品を摂取することを検討し,特に運動後や就寝前に取り入れることで筋肉量の維持をサポートする.
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