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2025/12/1 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)

[全文] TITLE 上り坂および下り坂のトレイルランニングにおける歩幅間隔の長距離相関

登山 トレイルランニングにおける歩幅間隔の変動パターンは、上り坂と下り坂で異なり、疲労が蓄積するとより硬直した運動制御になるため、特に上り坂でのペーシング戦略が重要となる.

設計 トレイルランニング経験のあるアマチュア選手14名(男性8名、女性6名)が、約9.1kmのトレイルランニングタイムトライアル(7周、1周あたり標高差60m)を1日で実施し、慣性センサーで歩幅間隔を測定した.

主要知見1:下り坂では上り坂に比べて歩幅間隔の標準偏差が有意に大きく(−0.0015秒、つまり6.7%低く、p < 0.001)、DFA-alpha値も有意に高かった(+0.08、つまり+8.5%、p < 0.001).これは、下り坂での高速かつ不整地での走行における技術的難易度の高さを示唆している.

主要知見2:レース後半では前半に比べてDFA-alpha値が有意に高かった(+0.05、つまり+5.4%、p < 0.001).これは、疲労による生物学的ストレスが運動制御の柔軟性と適応性を低下させ、歩幅間隔の長距離相関を強めることを示唆している.

主要知見3:レース後半におけるDFA-alpha値の増加は、上り坂セクションで下り坂セクションよりも有意に大きかった(p < 0.001).これは、上り坂セクションで生理的負荷と疲労による生物学的ストレスがより顕著に増加したためと考えられる.

実践 登山者が明日からできるアクション1つ:トレイルでの上り坂では、疲労が蓄積すると歩幅の変動パターンが硬直化しやすくなるため、特にレース後半や長距離の登山では、上り坂でのペース配分を慎重に行い、無理のない範囲で歩幅の柔軟性を保つことを意識する.

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[要旨] TITLE 高齢者における身体的フィットネスと孤独感の隠れたつながり:心理的苦痛が媒介する役割

登山 登山は身体的フィットネスを向上させ、心理的苦痛を軽減することで、孤独感の緩和に貢献する可能性がある.

設計 高齢者113名(平均71.71歳)を対象に、心肺機能,バランス,上肢筋力といった身体的フィットネス、孤独感、心理的苦痛(うつ病,不安,ストレス)を評価した.

心肺機能,バランス,上肢筋力の低さは、うつ病の高さと有意に負の関連があった(全てP < 0.050).

うつ病の高さは孤独感の高さと有意に正の関連があり、身体的フィットネスの低さがうつ病を介して孤独感の高さと関連することが示された.

実践 定期的に山歩きやハイキングを行い、心肺機能やバランス、筋力を維持・向上させることで、精神的な健康を保ち、孤独感を軽減する.

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