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2025/11/14 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(1件)
| [全文] TITLE 中国の都市部における高齢者コミュニティのウォーキング環境:人口の健康課題に向けた身体機能の測定 |
登山 都市環境のウォーカビリティが男女高齢者の身体機能に異なる影響を与える知見は,登山活動に必要なバランス能力や移動能力を維持・向上させるための日常的な身体活動環境の重要性を示唆する.
設計 中国重慶市の60〜85歳の高齢者346名(女性197名,男性149名)を対象に,2023年に横断研究として身体機能(握力,最大歩行速度,Timed Up-and-Goテスト,片足立ちテスト)とウォーカビリティ指標(交差点密度,目的地へのアクセス,人口密度,公共交通機関への近接性,Walk Score)の関係を調査した.
主要知見1:交差点密度と目的地へのアクセスは,男女ともに身体バランスとパフォーマンス(片足立ち)と有意に関連していた.男性では,人口密度(1,000m圏内でβ = 3.42,95% CI: 0.43 to 6.41)と目的地へのアクセス(1,000m圏内でβ = 5.20,95% CI: 2.19 to 8.22)が片足立ちパフォーマンスを向上させ,交差点密度(500m圏内でβ = 3.73,95% CI: 0.35 to 7.12)もバランスに強い影響を示した.
主要知見2:女性では,人口密度(1,000m圏内でβ = 0.32,95% CI: 0.06 to 0.58)が握力と正の関連を示し,目的地へのアクセス(500m圏内でβ = -0.33,95% CI: 0.00 to -0.66)はTimed Up-and-Goテストのパフォーマンス(負の係数はより速い=良いパフォーマンスを示す)を改善した.交差点密度(500m圏内でβ = 1.94,95% CI: 1.32 to 2.55)も女性のバランスに強い正の効果を示した.
主要知見3:Walk Score(総合的なウォーカビリティ指標)は,男性のバランス(β = 3.37,95% CI: -0.02 to 6.77)と正の関連を示し,女性では握力(β = 0.46,95% CI: 0.13 to 0.79)とバランス(β = 0.47,95% CI: 0.11 to 0.84)の両方を改善した.公共交通機関へのアクセスは,男性の握力(β = 0.92,95% CI: 0.14 to 2.00)と女性の握力(β = 0.37,95% CI: 0.04 to 0.70)に中程度の影響を与えた.
実践 日常的に,交差点が多く,目的地(店や公園など)が近くにある,歩きやすい環境を積極的に利用してウォーキングを行い,バランス能力や筋力(特に握力)の維持・向上を図る.
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