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2025/10/2 のスポーツ科学・運動生理学 新着論文サマリー(2件)
| [要旨] TITLE 高所曝露前の血圧:全ての個人は動脈血圧が管理された健康な状態なのか? |
登山 高所登山を計画する際,自身の血圧状態を事前に把握し,必要に応じて医師に相談することが重要である.
設計 スカイウェイ・モンテ・ビアンコ・ケーブルカーの基地駅(1300m)で,高所へ向かう一般参加者1930人を対象に,血圧,心拍数,SpO2,体組成,病歴を測定する観察的横断研究を実施した.
主要知見1: 参加者のうち,病歴データが得られた1174人の18%が心血管疾患の既往があり,そのうち16%が高血圧であった.また,11.1%が収縮期血圧135mmHg以上,4.3%が150mmHg以上を示した.
主要知見2: 心血管疾患患者は,健康な個人と比較して,高齢で,体重が重く,血圧が高かった.これらの患者グループでも高所への曝露頻度に差はなかった.
実践 登山者が明日からできるアクション1つ: 登山前にかかりつけ医を受診し,自身の血圧や心血管系の健康状態について相談する.
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| [全文] TITLE FRISBEEコホートにおけるサルコペニア、その構成要素、および骨粗鬆症の関連性 |
登山 登山者は、加齢に伴う筋力や歩行速度の低下が骨の脆弱性と密接に関連し、骨折リスクを高めることを認識し、予防的な筋力維持に努めるべきである.
設計 本研究は、地域在住の閉経後女性500人(中央年齢77.4歳)を対象とした横断研究であり、DXAによる体組成測定、医療質問票、包括的 geriatric 評価を用いてサルコペニアの構成要素と骨粗鬆症の関連性を調査した.
主要知見1:骨粗鬆症と診断された参加者(35.6%)は、握力、SPPBスコア(身体能力テスト)、歩行速度、および四肢骨格筋指数(ASMi)が有意に低かった(全てp < 0.001).
主要知見2:年齢、BMI、骨粗鬆症治療、更年期ホルモン療法、アルコール・喫煙摂取、股関節骨折の家族歴、早期閉経、コルチコステロイド治療、SARC-Fスコアで調整後も、握力(オッズ比 0.92,95%信頼区間 0.88–0.97)と歩行速度(オッズ比 0.33,95%信頼区間 0.11–0.96)は骨粗鬆症と有意に独立して関連していた.
主要知見3:EWGSOP2基準で定義されたサルコペニア全体も骨粗鬆症と有意に関連しており、骨粗鬆症のオッズを3.88倍(95%信頼区間 1.97–7.85)に増加させた.また、骨梁スコア(TBS)もサルコペニアの全ての構成要素と有意に相関していた.
実践 登山者が明日からできるアクション1つ:握力測定や歩行速度のチェックを定期的に行い、低下が見られる場合は、スクワットやウォーキングなどの下肢筋力トレーニングや有酸素運動を継続的に実施して筋力と身体能力の維持・向上に努める.
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