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結論低山に限らず,暑熱環境下での登山では熱中症リスクが高まるため,体温上昇抑制と適切なペース配分が重要である.
文献[5] 暑熱環境(33℃)下での自己ペース10km走では,平均ペースが送風(β = -0.494)や体幹深部温度の変化(ΔTCORE,β = -0.456)によって最もよく予測され,体温上昇抑制と水分補給,自覚的運動強度(RPE)に基づくペース配分がパフォーマンス維持に重要であると示された.
文献[4] 複合的な暑熱・低酸素環境(CHH)では,運動パフォーマンスが著しく低下し(SMD = -1.90, 95%CI [-3.09, -0.72]),心拍数,体幹温度,皮膚温度が増加し,体への負担が増大することが23の研究,合計414名の参加者を対象としたシステマティックレビューとネットワークメタアナリシスで示された.
実践暑熱環境下での登山では,体温上昇を抑制するため,こまめな水分補給(例: 20分ごとに150-200ml)と,休憩時の送風(扇子やうちわ)を積極的に活用する.また,自覚的運動強度(RPE=主観的な運動のきつさ)を意識し,無理のないペース(例: RPE 12-14程度)で行動し,必要に応じて休憩を増やすことで,熱中症リスクを低減する.

2件の参照論文

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