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結論登山における膝の痛みは,大腿四頭筋などの筋力強化や左右の筋力バランスの改善,および主観・客観データの継続的な記録と個別化された運動療法により効果的に予防・軽減できます.
文献[2] 変形性膝関節症患者を対象とした16の研究のレビューにおいて,IMU(慣性計測ユニット)を用いた歩行非対称性の定量化が機能的制限と強く相関し,主観的な睡眠の質と客観的な活動量計データに不一致が示されました.
文献[3] 膝変形性関節症患者45名を含む計90名の調査で,患者群はLSI(左右の筋力対称性)が81.74%±7.22%(p<0.001)と低く,大腿四頭筋力の低下が姿勢動揺(ふらつき)の独立した予測因子でした.
文献[1] 膝蓋大腿疼痛症候群の患者96名を対象とした研究で,動的X線撮影等による生体力学的パラメータの定量化と個別化運動およびTCM(伝統中国医学)の併用が,膝の痛みやLysholm(膝機能評価指標)を改善しました.
実践週3回,左右の筋力差を解消するために片脚スクワットを各脚15回×3セット実施し,自宅で30秒間の片脚立ちテストを行いバランス能力を評価します.また,登山中は活動量計で歩行距離や標高差を記録しつつ,下山後に10段階のVAS(視覚的評価スケール=痛みの主観的指標)で膝の痛みを日記に記録して主観と客観のズレを把握します.
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