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結論真夏の高山の方が,低酸素と熱ストレスが複合的に作用するため,熱中症リスクが高いと言えます.
文献[3] 低酸素環境では最大酸素摂取量(VO2max)が1500m以上の標高で100mごとに約1%低下し,熱ストレス環境では体温調節のために皮膚への血流が増加し運動能力が低下する.
文献[5] 複合的な暑熱・低酸素環境(CHH)では運動パフォーマンスが著しく低下し(SMD = -1.90, 95%CI [-3.09, -0.72]),心拍数,体幹温度,皮膚温度が増加し,血漿量,酸素摂取量,血中酸素飽和度が低下した.
文献[2] 屋外気温が高いと,70歳以上の高齢者1313名において異常に低い歩行速度のリスクがオッズ比(OR)1.13(95% CI: 1.04, 1.22)増加し,身体機能が低下する可能性が示された.
実践真夏の高山登山では,出発の14日前から週3回×30分程度の暑熱環境での運動や,可能であれば低酸素環境での運動を組み合わせた適応トレーニングを実施する.登山中は,1時間ごとに150-200mlの水分補給をこまめに行い,30分に1回は日陰で休憩を挟むなど,低酸素と熱ストレスの複合的な影響を考慮した行動計画を立てる.
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3件の参照論文

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