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結論登山における身体性の維持・向上には,下肢の筋力と筋の質,および適切な体組成(特に除脂肪量)の維持が重要である.
文献[1] 高齢者(n=454,平均65.9歳)を対象とした横断研究では,下肢の筋力と筋の質が身体能力と強く関連し,特に男性では下肢の筋の質が6分間歩行テストでβ = 46.61と強く関連することが示された.
文献[1] 女性では上肢筋力,下肢筋力,下肢筋量,下肢の筋の質が全ての身体能力テストと正の関連を示し,CST(椅子立ち上がりテスト)に基づく下肢の筋力と筋の質が身体能力との関連が強く一貫していた.
文献[2] 253名の教育者を対象とした記述的横断研究では,除脂肪量が多いほど平均,最小,最大心拍数が低く,より効率的な心臓活動と自律神経調節が示され,登山時の心臓効率と回復能力を高める可能性が示唆された.
実践下肢の筋力と筋の質を維持するため,毎日10回×3セットの椅子立ち上がり動作を意識的に行い,週2〜3回,全身または下肢中心の筋力トレーニングを実施する.また,除脂肪量を増やすため,体重1kgあたり1.6gを目安にタンパク質を摂取する.
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2件の参照論文

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