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結論トレッキングポールは,特に疲労下での登山において,足への負担を軽減し,膝関節の保護に寄与する可能性が高い.
文献[3] シミュレートされたトレイルランニング大会後,ポール使用時はポール不使用時と比較して垂直移動コスト(エネルギー消費量)が2.50%低く,大会前後ともに足部力(足にかかる力)が有意に低減され,主観的運動強度(RPE)も低かった.
文献[1] 人工膝関節置換術を受けた高齢患者88名を対象としたランダム化比較試験で,ハイキングポール運動は術後6週および12週で30秒椅子立ち上がりテストの成績を,術後12週で膝関節損傷・変形性関節症アウトカムスコア(KOOS)のQoLスコア(生活の質に関する評価指標)を有意に向上させた.
実践長時間の登山や急登,疲労が予想される場面では,積極的にトレッキングポールを使用し,足部や膝への負担を軽減する.また,登山前の準備として,週2〜3回,30分程度のウォーキングにトレッキングポールを取り入れ,下肢筋力とバランス能力の向上を図る.
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