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結論登山における疲労は意思決定や注意力を低下させ事故リスクを高めるが,ウェアラブル(装着型)デバイスによる客観的評価や,適量のカフェイン摂取,十分な睡眠確保によって効果的に予防・対処できる.
文献[4] 被験者n=10の仮眠剥奪実験において,低用量COT(カフェイン経口錠剤)の摂取により,KSSスコア(主観的眠気)の上昇が抑制され,ANT(注意ネットワークテスト)の正答率が有意に改善(P < 0.05)した.
文献[3] n=97を対象とした7日間の調査で,高疲労群は活動強度低下や心拍数上昇を示し,ウェアラブルデバイスによる活動量や心肺機能の測定が,疲労の持続性を客観的に層別化する(タイプ分けする)のに有効であると示された.
文献[1] 脳波測定において,PAC(帯域間の結合)はPLI(帯域内の結合)よりメンタル疲労(精神的疲労)の識別情報量が多く,能動的疲労では受動的疲労より少ない特徴量で神経資源の再編成が起こることが示された.
実践登山前日は7〜9時間の睡眠を確保し,登山中はウェアラブルデバイスで心拍数を毎時確認して疲労を客観評価する.また,集中力低下を防ぐため,2時間おきに100mg程度のカフェインを摂取し,1回15分の定期的な休憩を取り入れる.

3件の参照論文

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